FIAスレイエム会長、今もプロストに”毎日”寄せられる誹謗中傷への対処を約束「この状況を悲しく思う」
プロストとセナのライバル関係は、今でも語り継がれている。当時は日本ではF1ブームが巻き起こっており、さらにはふたりが共にホンダエンジンを搭載するマクラーレンのマシンに乗っていたこともあり、今でも多くの人の心に焼き付いている。
最も印象的なのは、1989年の日本GPであろう。ふたりはタイトルを争い、残り2戦となったシーズンを戦っていた。しかし鈴鹿のシケインで同士討ち。プロストはここで停まり、セナはコースに復帰したものの後に失格となった。これでプロストがチャンピオンに輝いたため、故意にマシンをぶつけたのではないかと言われることもあった。
翌年の鈴鹿でも、ふたりはスタート直後に接触し、両者リタイア。今度はセナがタイトルを決定した。
その後セナが亡くなり、それから30年が経った。しかし今でもプロストの元には、セナとの関係性についてのメッセージが絶えず寄せられており、中には誹謗中傷のような内容のメッセージもあるという。
プロストはそのメッセージを受け取ることによって「アイルトンのことを考えずにはいられない」とも語るが、誹謗中傷のようなメッセージが寄せられたことで「インスタグラムをオフにしようかと考えている」とも明かした。
このプロストの告白を受け、FIAのスレイエム会長が反応。自身のインスタグラムに、声明を投稿した。
「私は元世界チャンピオンのアラン・プロストを支持している。彼がSNSで受けた誹謗中傷について聞いて、悲しく思う」
そうスレイエム会長は語った。
「私は意識と行動を促進し、コミュニティに対するこの増大する脅威と闘い、SNSのプラットフォームと直接関わり、問題の根源を突き止めるために”United Against Online Abuse(UAOA/ネット上の誹謗中傷に反対する団結)”と名付けられたキャンペーンを設立した」
「この団結は、このスポーツのコミュニティが結束することに依存している。我々はこの戦いで、団結し続けなければいけない」
UAOAは、2022年にFIA会長によって設立された組織。団体、規制機関、テクノロジーのプラットフォームを結集してオンライン上での誹謗中傷を取り締まることによって、アスリートやオフィシャル、ファン、ジャーナリストなどにとってより安全なインターネット環境を作りだすことを目指している。


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