失敗なんかじゃない! 鈴鹿での戦略を語るマクラーレンのふたり。順位入れ替えは「リスクが大きすぎ、リターンが少なかった」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初勝利を手にした日本GP。今季最強との呼び声も高いマクラーレン勢は、ランド・ノリスが2位、オスカー・ピアストリが3位と、開幕3連勝を逃すことになった。
今回の日本GPはオーバーテイクが著しく難しく、レース中にポジション変動はほとんどなし。トップ10圏内を見ると、ルイス・ハミルトン(フェラーリ/7位)とアイザック・ハジャー(レーシングブルズ/8位)のポジションが入れ替わったのみであった。
しかしレース終盤、マクラーレン勢はピアストリの方がペース良いように見えたため、ピアストリとノリスのポジションを入れ替えれば、よりフェルスタッペンにプレッシャーをかけられ、攻略することもできたのではないかという指摘もある。しかしピアストリは、日本GPの状況は「リスクは大きいがリターンが少ないモノだった」と語り、それよりも予選に集中すべきだったと語った。
「予選でマックスに前に出られてしまったことが、おそらく鍵だったと思う。状況を見直した結果、日曜日の決勝でオーバーテイクするには、非常に大きなアドバンテージが必要だというのは明らかだった」
そうピアストリは語った。
「最善の方法は、さっきも言ったように、予選でもっと良い成績を残すことだったと思う。決勝では、僕らにできることは限られていた」
「僕らが直面する可能性のある様々なシナリオについて、そして実際にどんな展開になるかについて、多くの議論を重ねてきた。そして僕らが考えたのは、リスクは大きく、見返りを得るチャンスがほとんどないというモノだった」
「もっと違うやり方で試せた点がいくつかあったと思うし、チームもそれを認めてくれると思う。でも、シーズン序盤の状況を、しっかりと把握することも重要だと思う」
「そして後方のマシンに不必要にポイントを譲らないことも重要だった。色々なことを経験してきたけど、最終的には自分がいるべき場所で予選を終えることが重要なんだ」
チームメイトのノリスも、鈴鹿での戦略についてバーレーンGPの木曜日に次のように語った。
「後から考えると、色々なことが分かる。リスクを伴わないことは何もなかった。それが、おそらく最大の答えだったんだろう。とても簡単なことだ」
「僕自身も、マシンを降りた直後に状況を見渡した時、状況の良し悪し、そして全体的な僕らのアプローチに関して、満足していなかったんだ」
「でも実際には、マックスを抜ける保証なんて何もなかった。アンダーカットが有効だという保証も何もなかった。常にトラフィックの中を走っていて、他のマシンの後ろを走っていたから、保証されることは何もなかったんだ」
「だから周囲の人たちが、僕らが良い仕事をしなかったと言ったとしても、僕はそれには同意しないよ。チームとして、僕らは常に自分たちの決断を貫く。僕らは常に、自分たちの利益を最優先に考えていると、僕は強く信じているんだ」
「日本GPの後、様々なシナリオでどの程度のリスクを負うべきか、僕らがそれを再度検討したかどうかが、僕らにとって大きな課題だと思う」
「一旦多くのマシンの後方に下がるというリスクを負ってでも、勝利を目指す覚悟があるかと聞かれたら、答えはもちろんイエスだ。しかしそれでも、今回は2位と3位でフィニッシュし、コンストラクターズポイントも獲得できた。ドライバーとしても、ポイント獲得という面では良い結果を残すことができた。ただ、マックスには負けてしまった。彼は僕にとっての最大のライバルなんだ」


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