5月15日(木)、日産フォーミュラEチームが東京・浅草寺を参拝。今週末に控えた東京E-Prixに向けて必勝祈願を行なった。

 昨年初開催を迎えた東京E-Prix。日産は母国戦を必勝体制で迎え、オリバー・ローランドがポールポジションを獲得してしてレースをリードしたものの、僅かな差でマキシミリアン・ギュンター(当時はマセラティ/現在はDSペンスキー)に勝利をさらわれた。

 今回こそと意気込む日産は、今シーズンここまで絶好調。ローランドは7戦で5回の表彰台を獲得し、うち3回が優勝と圧倒的な強さを見せ、ドライバーズランキングをリードしている。チームメイトのノーマン・ナトーもレースでは結果に結びつけることができていないものの、マイアミE-Prixではポールポジションを記録した。

 また日産パワートレインを使用するマクラーレンも好調を維持しており、マニュファクチャラーランキングでも日産は他5メーカーを押さえてトップに立っている。

 日産は東京E-Prixの優勝候補の筆頭だが、何が起こるか分からないのがフォーミュラE。時には運が必要な時もある。

 ローランドは体調不良により残念ながら欠席となったが、運を味方につけるべく、ナトーとマネージングダイレクターのトマソ・ヴォルペは人力車に乗って所願成就のご利益があるという浅草寺を訪れ、観音様に手を合わせた。

 ふたりはおみくじにも挑戦し、東京E-Prixに向けて武運を測った。ヴォルペが一発で大吉を引き当てた一方、ナトーが手にしたのは凶。悪い運気を留めるため、台に結びつけようとしたものの、力を込めすぎて紙が破けてしまった。

 ナトーはなんとかおみくじを結びつけた後、再びおみくじに挑戦。セカンドトライで吉を引き当て「よし、全て問題ない。レースの時間だ、トマソ!」と満足げな表情でヴォルペに語りかけた。

 東京E-Prixはいよいよ5月16日(金)に開幕する。初日はフリー走行だけだが、今年は2レース制のダブルヘッダー開催となるため、5月17日(土)と18日(日)の両日とも予選とレースが行なわれる。レトロゲームに着想を得た特別マシンカラーで臨む日産は、浅草寺の御利益を味方に昨年の忘れ物を取り戻すことができるだろうか。