現地27日、豪コーフィールド競馬場でG2ジッピングクラシック(芝2400m)が行われ、これが引退レースのG.ボス騎手は単勝1.40倍の圧倒的人気を集めたスパニッシュミッションに騎乗。4番手追走のまま瞬発力勝負に後れを取り、勝ち馬から1.35馬身差の4着に終わった。

 レースはスタート直後からお互いの出方をうかがってペースが上がらず、中間点の1200mを1分20秒32で通過。最終コーナーから一気にペースアップして直線に突入すると、スパニッシュミッションをマークしながらラチ沿い追走の4番人気サウンドが、2番手から抜け出したドクタードリル(5番人気タイ)を差し切った(0.5馬身差)。さらに0.75馬身差の3着には7番人気のウェントウッドが逃げ粘っている。

 サウンドは1995年のジャパンカップを制したランドを父に持ち、昨年に続きジッピングクラシックを連覇。白星も1年ぶりで通算3度目の重賞制覇とした。なお、豪州では9歳馬表記だが、ドイツ産のため実際は8歳秋の馬齢に相当する。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、ボス騎手は「思い残すことは何もないよ」「皆さんに感謝したい。素晴らしい旅路だった」と引退に際して完全燃焼した思いを表現している。