昨年の英オークスをレースレコードの16馬身差で制すなど記録破りの活躍を披露するも、今年初めに早世したディープインパクト産駒のスノーフォール。その半弟となるアルフレッドマニングスがロイヤルアスコット開催のチェシャムステークス(リステッド)で前売り1番人気に躍り出た。

 父がドバウィに変わったアルフレッドマニングスは、現地13日にレパーズタウン競馬場でデビューし、芝7ハロン戦を4馬身半差で圧勝した。これを受けてチェシャムSの前売りはブックメーカー各社に単勝元返しから2.5倍の1番人気という評価を得ている。

 現地16日付けの英競馬メディア『racingpost.com』によると、同馬を管理するA.オブライエン調教師は「彼は初日から違っていた」「ほんの半分の力しか使っていないのに、彼に跨った誰もが彼に夢中になってしまうんだ」「彼は凄く自然体でね。これほど早く使いはじめるつもりはなかったのだけど、何でも容易にやってしまうからデビューさせざるを得なかったという感じかな。言うことなしさ」と素質を絶賛している。

 アルフレッドマニングスは20世紀の英国を代表する印象派の画家で、馬を題材とした絵画の第一人者にちなんで命名された。「彼は(馬主たちから)常に最高ランクの評価を受け、スー(・マグナー氏)は彼を見守りながらこの名前を温め続けていたんだ。彼はドバウィ産駒でスノーフォールの半弟だし、血統も抜群だからね」というオブライエン師によると、スー・マグナー氏は当歳馬や1歳馬の様子を日々観察する中でランク付けし、然るべき名前を授けていくという。

「だから、良い馬たちは良い名前をしているのさ」「これといった馬に適切なタイミングで命名するのは、簡単ではないしなかなか厄介なことさ。彼は素晴らしい名前をもらったよ」とクールモア所有馬の名前と強さの秘密を明かすとともに、アルフレッドマニングスへの期待の大きさもにじませている。