現地3日、英エプソム競馬場でG1英オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のチューズデーが接戦を制した。

 最内枠から出たチューズデーは発馬ひと息で後方からとなり、無敗の1番人気エミリーアップジョンもその外に並ぶ。道中は隊列にほぼ変化がなく、直線入り口でL.デットーリ騎乗のエミリーアップジョンが大外に持ち出したのに対し、ムーアのチューズデーは内をキープ。これが明暗を分けた。

 ロスを少なくコーナーを回ったチューズデーは横いっぱいに広がった馬群で労せず進路を確保し、直線半ばで早くも先頭に。外に張り出されたエミリーアップジョンもゴール前で猛追してきたが、チューズデーは短アタマ差でこれをしのぎ切った。女性初の英クラシック制覇を狙っていたH.ドイル騎乗のナシュワは3着だった。

 チューズデーはガリレオ産駒でクールモアグループの所有馬。3月末のデビュー2戦目で初勝利を挙げると、その後は英1000ギニー3着、愛1000ギニー2着とG1で善戦どまりだったが、距離が伸びたここでクラシック制覇を成し遂げた。

 オブライエン調教師は10度目の英オークス優勝、新記録となる41度目の英クラシック制覇。「ライアン(ムーア騎手)がとても冷静に乗ってくれたし、自信に満ちあふれていた。10ハロンないし12ハロンは彼女(チューズデー)に合うと思っていたが、証明はされていなかったからね」とムーア騎手の手綱さばきをたたえていた。