昨年の英1000ギニー馬マザーアースが引退し、クールモアで繁殖入りすることになった。英競馬メディア『racingpost.com』が現地21日、同馬を管理したA.オブライエン調教師のコメントとともに報じている。

 マザーアースはロイヤルアスコット開催のG2デュークオブケンブリッジステークス(15日)に出走するも、勝ち馬のサフロンビーチから6馬身近く遅れて7頭立ての6着に沈み、これが現役最後のレースとなった。

 オブライエン師はマザーアースの引退とともに、アスコット競馬場から帰厩した翌日にはクールモアへ移動したことを公表。「彼女は偉大な牝馬だった。2歳と3歳で数多くレースした。これ以上を彼女に求めることはできない。彼女はクラシックの勝ち馬で2つのG1を制したし、調子の良い日には非常に強かった。彼女の力があってこそさ」と労いの言葉を贈っている。

 ゾファニー産駒のマザーアースは3歳の昨年に英1000ギニーとロートシルト賞でG1レースを2勝するなど英・愛・仏の牝馬マイルG1戦線で堅実に活躍。終盤には米ブリーダーズカップマイルや香港マイルにも遠征するなどマイルG1ばかり10戦した。4歳を迎えた今年は初戦のG3パークエクスプレスステークスこそ勝ったものの、ロッキンジステークスでは7着と精彩を欠き、前走のデュークオブケンブリッジSが3戦目だった。