現地23日、英G2ヨークステークス(3歳以上、芝10ハロン56ヤード)がヨーク競馬場で行われ、5頭が一団で進む馬群を最後方から追走する4番人気のサーバスカーが、前方から先に抜け出した1番人気ドバイオナーとの叩き合いをハナ差で制した。

 ゲートで後手を踏んだサーバスカーは、そのまま先頭から5馬身圏内の最後方で直線を迎えると、馬場の中央に向かう馬群の最内を進出。自身の直前から抜け出したドバイオナーが外ラチ側の他馬に寄せていく間に差を詰め、残り1ハロンから叩き合いに持ち込んで退けた。さらに4馬身差の3着には3番人気のドバイフューチャーが続いている。

 サーバスカーはW.ナイト調教師が管理するサープランスアロット産駒の6歳セン馬で、これが2年1カ月ぶりの白星で重賞初制覇。ただ、これまで重賞戦線で堅実に活躍しており、昨年のG1クイーンアンステークスで3着、今年のG1ドバイターフではパンサラッサから約4馬身差の5着、G1ロッキンジステークスとクイーンアンSでもバーイードの5着という実績がある。

 ナイト師は「彼は勝利に値するさ。ここ数年で大駆けすることがあったし、大きなレースで彼が先頭になってくれてとても良かった」「彼に1マイル1/4への距離延長が明らかに合っていたから、もっと早くするべきだったかもしれないね」と歓喜。同舞台の前哨戦を制したことにより、登録済みのG1英インターナショナルステークス参戦を真剣に検討するとコメントしている。