米G1ハスケルステークス(3歳、ダート9ハロン)がモンマスパーク競馬場で現地23日に行われ、後方からロスなく進出した4番人気のサイバーナイフが、好位から外を回った2番人気テイバの追撃を振り切って勝利を収めた(アタマ差)。

 レースは4戦無敗のジャッククリストファー(1番人気)が2番手からレースを進め、直後でテイバがマーク。サイバーナイフは後方の6番手付近を追走した。第3コーナーからジャッククリストファーが先頭をうかがうとテイバはペースアップに手間取り、内ラチ沿いのスペースをすくってサイバーナイフが進出。先頭で直線に入ったジャッククリストファーを内から捕らえ、馬群の外を回って追い上げてきたテイバを振り切った。ジャッククリストファーはさらに2馬身差の3着で初黒星を喫した。

 サイバーナイフは4月のアーカンソーダービーに続く2度目のG1制覇で重賞は3勝目。次戦のケンタッキーダービーでは18着に大敗したが、前走のG3マットウィンステークス勝ちで巻き返していた。

 なお、サイバーナイフの走破時計1分46秒24は同日のG3モンマスカップで37年ぶりに更新されたトラックレコード(1分46秒53)をさらに上回る新記録。同日付けの米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、同馬を管理するB.コックス調教師は「彼が成長していけば3歳チャンピオンを争えるようになる」「まだ鍛錬しなければならないが、うまくいけば年末には(チャンピオン)候補になるだろう」と期待を明かし、次戦にはトラヴァーズステークスを挙げている。