現地10日に愛レパーズタウン競馬場で2歳G2チャンピオンズジュベナイルステークス(芝1600m)が行われ、圧倒的な1番人気に推されたディープインパクト産駒のオーギュストロダンが、追いすがる最低5番人気のキャロラインストリートに1馬身1/2差をつけて快勝した。

 オーギュストロダンは先行する僚馬タワーオブロンドン(2番人気)ら2頭の後ろに控えて折り合いに専念。最終コーナーからのペースアップに応じて追撃態勢に入ると残り1ハロン標識を前に先頭をうかがい、背後から追いすがるキャロラインストリートを寄せつけずに押し切った。

 オーギュストロダンは父ディープインパクト、母もロッキンジステークスなど3年連続G1勝ちのロードデンドロンという超良血馬で、6月1日のデビュー戦2着から7月2日の2戦目で初勝利。3戦目の今回は前2戦の7ハロンから距離を延ばしての重賞初挑戦だった。

 A.オブライエン調教師は「彼は素晴らしい馬格をしていて気性もいいし、調教の動きはいつも目を見張る。楽しみな馬に成長したよ」「当時、日本へ(繁殖)牝馬を送ったことは信じられないほどの先見の明だし、確かディープインパクトには最後の年だった。ガリレオ(産駒)のチャンピオン牝馬から彼のような馬が生まれるのは本当に信じ難いよ」と素質を絶賛している。

 なお、オブライエン師はオーギュストロダンの次走にG1フューチュリティトロフィーかデューハーストステークスを挙げ、大手ブックメーカーの『コーラル』は英2000ギニーとダービーの前売りオッズを17倍から13倍にカット。オブライエン師は英2000ギニーから始動してダービーを目指す来春の具体的なプランを明かすとともに、将来的にはマイルから10ハロン向きとの見方を示している。