英ニューマーケット競馬場で現地24日に行われた2歳G1ミドルパークステークス(牡馬、芝6ハロン)は、ブラックベアード(2番人気タイ)が中団馬群の中から突き抜け、最後方から追いすがる僚馬ジアンタークティック(6番人気)に2馬身差をつけて完勝した。

 好発のブラックベアードは先行勢の2馬身ほど後ろへスムーズに控えて馬群の中を追走。馬群がバラけて楽に進出すると、残り2ハロンを切ってからのスパートで力強く押し切った。その背後から発馬後手のジアンタークティックが続き、さらに1馬身1/4差の3着には中盤から先頭に立った4番人気のペルシアンフォースが粘り込み。1番人気のマーシュマンは前半に掛かり通しで5着に敗れた。

 A.オブライエン調教師が管理するブラックベアードは前走のモルニー賞からG1連勝。7月の仏G2ロベールパパン賞からでは3連勝、5月の愛G3マーブルヒルステークスと合わせて4度目の重賞制覇とした。

 オブライエン師は「ブラックベアードは長い間、臨戦態勢だったから、もう1戦させるかは分からない。来年の彼はスプリンターになりそうだ。凄く機敏だし速く動ける」とコメント。来春は2000ギニー路線ではなくスプリント路線に進ませたい意向を明かしている。

 なお、大手ブックメーカーの『コーラル』はG1コモンウェルスカップにおけるブラックベアードの前売りオッズを僚馬リトルビッグベアやR.ヴェリアン厩舎のサクヒールと並び7倍の1番人気に設定。『パディーパワー』は英2000ギニーにおける前売りオッズを21倍から11倍にカットしている。