北米を代表する名種牡馬のカーリンが現地11月28日、通算100頭目のステークス勝ち馬を輩出した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 現在19歳のカーリンは父スマートストライク、母シェリフズデピュティ、母父デピュティミニスターという血統。2007年のクラシックではケンタッキーダービー3着、プリークネスステークス1着、ベルモントステークス2着といずれも好走し、秋にはジョッキークラブゴールドカップ招待とブリーダーズカップクラシックの両G1を連勝して米年度代表馬に輝いた。

 翌年は3月にG1ドバイワールドカップを快勝。夏から秋にかけてもウッドワードステークスなどG1を2連勝し、BCクラシック4着を最後に16戦11勝で引退した。

 種牡馬入り後も数々の名馬を送り出し、今年のBC開催ではBCスプリントを連覇したエリートパワーなど3頭の産駒が勝利。北米リーディングサイアーではイントゥミスチーフに次ぐ2位につけている。なおステークスを勝ったカーリン産駒100頭のうち、現時点で過半数の56頭が重賞勝ち馬となっている。

 ちなみに節目となる100勝目を挙げたのは2歳馬のアメリカンラスカル。母レディオレリアは米国調教馬ながら仏G1モルニー賞などを勝って2016年の欧州最優秀2歳牝馬に選出され、17年にはロイヤルアスコット開催で英G1キングズスタンドステークスを制した快速馬。自身も今年のロイヤルアスコット遠征で英G2ノーフォークステークスに挑むも13着と大敗したが、帰国2戦目の勝利が父のメモリアルウィンとなった。