ニュージーランドのエラズリー競馬場で現地27日に高額賞金で知られるリステッド戦のカラカミリオンが行われ、2歳および3歳の両レースをこの日のために一時帰国した地元出身の名手、J.マクドナルド騎手が制した。

 芝1600mで争われる賞金総額150万NZドル(約1億3600万円)のカラカミリオン3歳は、マクドナルド騎手の2番人気オーケストラルが内ラチ沿いの7番手追走から直線で末脚を炸裂させ、逃げ粘る3番人気ペンドラゴンに3.5馬身差をつけて圧勝。1番人気のモリーブルームは7着、昨年のカラカミリオン2歳を制したサトノアラジン産駒のトウキョウタイクーンは5着に敗れた。

 オーケストラルはR.ジェームス&R.ウェルウッド調教師が管理するサヴァビール産駒の牝馬で、この勝利により通算6戦3勝とした。重賞は昨年12月のG3ボーンクラッシャーステークスで2着がある。

 また、芝1200mのカラカミリオン2歳(賞金総額100万NZドル=約9040万円)もマクドナルド騎手の1番人気ヴェロシアスが好位の一角から突き抜けて完勝。2.3馬身差の2着に5番人気のダマスクローズが続き、2番人気のクールンファストは11着に沈んだ。

 ヴェロシアスはS.マーシュ調教師が管理するリトゥンタイクーン産駒の牝馬。昨年11月11日のデビュー戦から2連勝し、前走は元旦のG2エクリプスステークスで初黒星(3着)を喫していた。

 NZ競馬公式の『loveracing.nz』によると、マクドナルド騎手がカラカミリオン3歳を制したのは2019年(ロングリーフ)以来で同2歳は初勝利。ニュージーランドでの騎乗も数年ぶりだった。マクドナルド騎手は「エラズリーは自分が腕を磨いた拠点で3年から4年を過ごした。大好きな競馬場だったし、今でもそうさ。ここでの勝利は格別だね」と喜びを口にしている。