総賞金2000万ドル、1着賞金1000万ドル(約15億円)の世界最高賞金額を誇る、GⅠサウジカップ(ダ1800メートル)が、24日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる。アメリカ最強馬でBCクラシック覇者のホワイトアバリオやペガサスWC勝ちなど実績馬のナショナルトレジャー、日本馬に立ちはだかるアメリカ強豪2頭紹介する。

・ホワイトアバリオ
ホワイトアバリオは、R.ダトローJr.調教師が管理するRace Day(父父Tapit)産駒の4歳牡馬。昨年の北米3冠戦線、ケンタッキーダービーでは外枠発走から後方に沈むも、8月のホイットニーS(G1)を圧勝し、その勢いそのままに、3歳でBCクラシックでハイペースとなった消耗戦を制し、チャンピオンに輝いた。この一戦は、ホワイトアバリオが世界のトップレベルの競走馬であることを証明した瞬間となった。そして今、サウジカップに向けての準備が進んでおり、その後の予定としてはドバイワールドカップへの出走を予定している。

BCの勝利後、サウジアラビアのファイサル殿下が所有権の一部を保有。これは、彼のキャリアにおける重要な支えとなっており、世界的なレースでの成功を後押しする。また、引き続き、北米チャンピオンジョッキーのI.オルティスJr.騎手が手綱をとる。今回のサウジカップでは、アメリカダートチャンピオンとしてのプライドをかけた走りが求められる。

・ナショナルトレジャー
ナショナルトレジャーは、B.バファート調教師が管理するQuality Road産駒の4歳牡馬だ。3歳から活躍し、アメリカ3冠レース、プリークネスSの勝利。その後は、勝ちきれないレースが続いていたものの、BCダートマイルでのアメリカ年度代表馬コディーズウィッシュの鼻差の2着に惜敗したものの、今年1月のペガサスワールドカップで見事復活の勝利を飾った。

ペガサスワールドカップでの実戦を経て、休み明けの馬が多い中、その後の状態をしっかりと確認し、サウジカップへの出走を決めた陣営。

サウジカップへの期待は、バファート調教師の実績にも支えられている。バファート調教師は、サウジカップで現在3年連続連対中という実績。

ナショナルトレジャーのこれまでの軌跡と、サウジカップへの準備は、彼が再び世界を驚かせる準備が整っていることを示している。