G1ドバイターフを制したフランス馬ファクトゥールシュヴァルは、6月のロイヤルアスコット開催で英G1クイーンアンステークスを目指すようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 J.レニエ厩舎のファクトゥールシュヴァルはリブチェスター産駒の5歳セン馬。昨年まではほぼマイル戦のみに出走して英G1のサセックスステークスとクイーンエリザベス2世ステークスで2着と善戦。ドバイターフでは日本馬ナミュールとの接戦を制した。

 共同オーナーのB.アーウィン氏はドバイターフでの勝利について「条件が彼に有利だったと思う。彼はどちらかというとアメリカタイプの馬で、周回トラックを自分のペースで走りたいタイプだ」とコメント。「どんな馬場にも対応できるが、良馬場をより好むだろうね」「特にフランスのレースはペースが遅く、彼には瞬間的で爆発的なスピードがないから」と続けた。

 さらに同氏は今後について、「おそらくアスコットに行って(直線マイル戦の)クイーンアンステークスを走るだろう。エキサイティングなレースだし、みんなもそれを見たいだろうから。だがその後は周回コースでの海外遠征に集中すると思う」との展望を披露。その一方で「(米デルマー競馬場での)ブリーダーズカップマイルは走らせたくない。2ターンだし、芝コースが狭すぎる」とも述べ、ロイヤルアスコット以降はダート戦も含めて「あらゆる選択肢が用意されている」としている。