第92回都市対抗野球大会は11月29日(月)が大会2日目。この日も1回戦の3試合が行われた。

北海道ガス|0 1 0 0 0 0 0 0 0|1
セガサミー|0 0 1 1 1 0 5 2 X|10

北海道ガスは2回無死1塁からバスターエンドランを決めると、7番・東海林寛大がレフトに犠牲フライを放ち1点を先制。

しかし、セガサミーは3回、一死3塁から1番・植田匡哉が三ゴロで三塁走者を返す。続く4回には、一死3塁から5番・市根井隆成の二ゴロが相手の失策を誘い、2-1と勝ち越した。5回に北海道ガスの先発・大城祐樹を降板に追い込むと、さらに一死3塁から9番・砂川哲平が左前タイムリー安打。3-1とリードを広げる。

セガサミーは終盤に一気の集中打。7回一死2・3塁から代打・宮川和人が中前タイムリー安打を放って4点差に。さらに一死1・3塁から5番・市根井隆成はセンター前にタイムリー安打で続く。8番・須田凌平もタイムリーで続き、1イニングで3投手を繰り出した北海道ガスに対して、5点を追加した。

セガサミーの先発・草海光貴は打線のバックアップに守られつつ、8回1失点の好投。9回にはオリックス・バファローズ6位指名の横山楓が登板し、最速149キロの速球で三者凡退に抑えた。8回にも2点を追加したセガサミーが、10-1で北海道ガスを下している。

都市対抗野球2021

【ハイライト】北海道ガス vs. セガサミー

Honda熊本|0 0 0 2 0 0 0 1 0|3
JR東日本 |1 1 0 0 0 0 0 0 0|2

JR東日本の先発は巨人ドラフト2位の左腕・山田龍聖。1回、2回はHonda熊本打線から2三振ずつを奪い、そのまま毎回のように奪三振を重ねていく。

JR東日本打線は1回一死1塁、3番・佐藤拓也のライト線を破るタイムリー二塁打で先制。2回には1番・金子莉久が一死満塁から押し出しの四球を選び2-0とリードを広げる。ただし、続く2番・杉崎成輝の一塁ライナーが不運な併殺となり、集中打に繋げられない。

Honda熊本は2番手の左腕・林健太が好投で流れを変える。Honda熊本打線は、まず4回無死から3番・稲垣翔太がソロ本塁打。さらに二死1・2塁から代打・和田裕生がライト前に同点タイムリー安打。つけ込む隙のないと思われた山田龍聖から2点を奪って同点に追いついた。

林健太は7回無死3塁で降板したものの、そこまで無失点の好投。この回は一死2・3塁となったところで登板した4番手・片山雄貴が連続三振でピンチの芽を摘み、勝ち越しを許さない。

そしてHonda熊本は8回、二死1・3塁のチャンスで登場した代打・持永健太朗がレフト前にタイムリー安打。これが貴重な勝ち越し打となった。そして山田龍聖はこの後、7回2/3を3失点、10奪三振という内容で降板。

片山雄貴は8回、9回もほぼ完璧なリリーフを見せて勝ち投手に。代打策、継投策の当たったHonda熊本が3-2で接戦を制している。

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【ハイライト】Honda熊本 vs. JR東日本

四国銀行|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0
伯和ビク|0 1 2 1 0 2 0 0 X|6

伯和ビクトリーズはエースの左腕・平岡航でなく、JR西日本からの補強選手の佃勇典が先発。佃が立ち上がりから順調な投球を見せる。打線は2回、一死2・3塁のチャンスを作ると8番・上甲凌大がセンターに犠牲フライ。そして、宇和島東高校出身、20歳の上甲がこの試合のラッキーボーイになる。

伯和ビクトリーズは3回に4番・森脇智哉の犠飛、5番・藤澤直樹のタイムリーで2点を追加すると、4回には8番・上甲が一死からソロ本塁打。上甲は6回にも二死から2ラン本塁打を放ち3打数2安打4打点とこの試合のヒーローになった。

投手陣は佃が6回を被安打2で零封すると、津山裕希が2イニング、平岡航が1イニングを抑えて四国銀行を完封。伯和ビクトリーズが6-0の完勝で2回戦に進んでいる。

文:大島和人

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【ハイライト】四国銀行 vs. 伯和ビクトリーズ