ボルシア・ドルトムントの新シーズンに向けてのプレシーズンマッチ(Jリーグ・ワールドチャレンジ)が埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズとの撃ち合いを制してドルトムントが勝利した。

ドルトムントにとっては、オフ明け直後の試合。当然、選手たちのコンディションが良いはずはない。しかも、来日してすぐの試合で時差調整もできてないし、慣れぬ暑さの中での試合と悪条件が重なっていた。

一方、対戦相手の浦和レッズは、このところ不調とはいえシーズンの真っ最中のチームである。どう考えてもドルトムントには不利。というより、浦和としては日本のサッカーのプライドを懸けても強豪ドルトムントを叩いておいてほしい試合だった。

2年前にトーマス・トゥヘル前監督が就任した直後にもドルトムントは来日しているが、その時に対戦した川崎フロンターレの風間八宏監督(当時)は大幅にメンバーを落として戦って0対6と大敗を喫していた。これに対し、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は現時点での最強チームを組んできた。それなら、なおのこと、浦和には勝ってほしかった。

試合が始まってみると、やはりコンディションの差は歴然としていた。ドルトムントの選手たちにはいつものスピードがまったく見られない。