今ツール2度目の休息日、アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)を取り巻く雰囲気はあまり明るいものとは言えない。2005年デビューのコンタドールは、翌年からグランツールで総合トップ5へのランクインを続けてきたが、ここのところ精彩を欠いている。トレック・セガフレードは、チームリーダーのために休息日に会見を開いた。彼は時に評論家のような口調で、レースから少し距離を置くかのように、他のライダーやマイヨ・ジョーヌ争いに重要なステージについて語った。

第17ステージは、超級山岳コル・デュ・ガリビエの登りを含んでおり、翌第18ステージのイゾアールの山頂ゴールよりも決定的なステージとなるかもしれない。コンタドールは、現在、首位のクリス・フルーム(チーム スカイ)から約6分遅れの総合9位につけているが、現状の彼の目標は、残りのレースを楽しむこと、ステージ優勝を飾ること、そして願わくば観客の印象に残るレースをすること、のようだ。

「もう僕が家路に着くんじゃないかと言ってた人もいるけど、そんな考えは全く浮かばなかったよ。僕は現実主義で、総合で僕より上のライダーがたくさんいるのも分かっている。それもかなりのタイム差でね。現時点で一番現実的なオプションは(総合優勝ではなく)別の何か、例えばステージ優勝とかだろうね」

コンタドールは肉体的にはツールドフランスを優勝することができると感じているが、近年のレースでテーマとなっていたように、落車が彼をレースから追いやった。彼は第9ステージでの2度の落車、さらに第11ステージの落車によってタイムを失い、さらに翌12ステージのピレネーで4分を失った。

「僕は幸運とか不運とかは信じないけど、落車によって精神的な限界に近づく時はあるね」

「振り返りたくはないけど、ツールに向けてハードなトレーニングを重ね、最高のコンディションでやってきたんだ。ツールの3日前には、人生でずっとトレーニングしているマドリッドの登りで自己最高記録を更新した。落車がなければ、マイヨ・ジョーヌ争いに加わっていると信じているよ」

今ツールの残りのステージについて聞かれると、以下のようにコメントした。

「もし自分自身の限界を決めてしまったら、自分をスローダウンさせることになる。僕の目標は表彰台に乗ることではなく、レースに残されたものを楽しみ、ステージ優勝を狙うことだよ。もし表彰台も付いてきたら、それは素晴らしいね」

「もしそれが不可能と言われるなら、こう言いたい。ツールではまだ様々なことが起こりうるよ」

引用:http://www.cyclingnews.com/news/contador-a-lot-can-still-happen-at-the-tour-de-france/

翻訳協力者:坂田裕希/家徳悠介


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