第88回都市対抗野球は7月20日(木)で大会7日目。日程的には折り返し地点を過ぎ、2回戦に入る。

◆7月20日(木)午前10:25 トヨタ自動車 vs. NTT東日本 J SPORTS 3

第1試合はトヨタ自動車(豊田市)とNTT東日本(東京都)の対戦だ。連覇を狙うトヨタは開幕戦に登場したが、九州三菱自動車に苦戦した。

1回戦の先発はエースの佐竹功年でなく川尻一旗。川尻は8回3分の1を1失点に抑える好投で期待に応えた。

その一方で打線が湿り、試合は1-1で延長戦にもつれ込む。10回からはついに佐竹をつぎ込む展開となった。

都市対抗は延長12回からタイブレーク方式を採用しているが、佐竹は一死満塁の状態から始まる九州三菱自動車の攻撃を連続奪三振で切り抜けた。

そして、12回に藤岡裕大がサヨナラ満塁本塁打を放ち、佐竹が勝ち投手になっている。

藤岡は殊勲の一打に加えて、ショートの守備でも軽快なフィールディングを披露。スピードとパワー、強肩を兼ね備えたドラフト候補のプレーには引き続いて要注目だ。

NTT東日本も楽な勝ち上がりではなかった。三菱重工神戸・高砂との1回戦は、7-2と優勢で迎えた9回裏から、東京都予選で好投を見せた西村天裕がマウンドに向かった。

しかし、西村は最速152キロの速球で押しつつ、打者5人に被安打4と打ち込まれてしまう。

末永彰吾が緊急登板でピンチをしのぎ、7-5と2点差で逃げ切ったものの、阿部健太郎が一死1・3塁から見せた好守がなければ、結果は違っていたかもしれない。

西村にとっては悔しい都市対抗初登板になった。しかし、左膝の重傷から復活した彼ならば、2回戦でカムバックを見せてくれるだろう。