地元ファンはきっとこの日の激闘を語り継ぐだろう。

プレーオフ準々決勝を迎えた「スーパーラグビー2017」。7月22日(土)は、14 勝1敗で総合1位のライオンズ(南アフリカ)が、エミレーツ・エアライン・パーク(ジョハネスバーグ)に、9勝1分5敗で総合8位のシャークス(南アフリカ)を迎えた。

直近5試合の対戦では、2015年からライオンズの5連勝。今季もレギュラーシーズンで2度対戦し、ライオンズが第6節で34−29、第17節で27−10と勝利している。

地元ジョハネスバーグでのホームゲームということもあり、下馬評はライオンズが優位と見られていた。

ライオンズは先発メンバーもぬかりなく、負ければ終わりのノックアウトステージに強力布陣で臨んできた。

先発フォワードはHOマルコム・マークス、LOフランコ・モスタート、FLヤコ・クリエルら、「スプリングボクス」こと南アフリカ代表のメンバーが並んだ。

先発バックスでは、SHロス・クロニエ、SOエルトン・ヤンチースの代表ハーフバック団。WTBコートナル・スコーサン、この試合がスーパーラグビー50試合目となったWTBルアン・コンブリンクらがスターターに並んだ。

対するシャークスは、FLジャン=ルックとNO8ダニエルのデュプレア兄弟が強力フォワードを牽引。FLフィリップ・ファンデルヴァルトも加え、強力なバックローを形成した。

キャプテンで看板選手のSOパット・ランビーは、脳しんとうの影響でメンバー外。代わりにU20南アフリカ代表のカーウィン・ボッシュが10番を背負い、FBには代表17キャップのルワジ・ウヴォヴォが入った。

試合は序盤、ヨハン・アッカルマン ヘッドコーチ(HC)のもとでチーム力を醸成してきたライオンズが攻勢を掛ける。

しかし前半4分、SOヤンチースのパスが乱れて攻撃権を失う。同6分にはディフェンス力に長けたデュプレア兄弟がボールに絡んでターンオーバー。

勢いを削がれたライオンズをさらに苦しめたのは、キッカーを務めたSOヤンチースの不調だった。