◆7月25日(火)午後5:54 NTT東日本 vs. 日本通運 J SPORTS 3

7月14日(金)に開幕し、延べ30試合の熱戦を繰り広げてきた第88回都市対抗野球大会も、残すところ1試合。25日(火)の18時から、ついに決勝戦が行われる。

決勝戦に残ったのは、2年連続41回目出場のNTT東日本(東京都)と、3年連続42回目出場の日本通運(さいたま市)で、首都圏の古豪対決となった。

NTT東日本は「電電東京」時代の1981年の第52回大会以来、36年ぶり2度目の優勝を目指す。

緒戦から接戦を制してきたNTT東日本だが、東芝との準決勝もシビアな展開となった。

まず、先発・堀誠の好投があり、6回表に迎えた一死2,3塁のピンチは左腕・野口亮太へのスイッチでしのぐ。7回表一死2塁のピンチは今大会好調の右腕・末永彰悟が三番手として登板。東芝の9番、1番を連続三振に打ち取った。

NTT東日本は9回裏一死2塁から喜納淳弥が、何と三盗に成功。そして一死3塁から6番・目黒聡が殊勲のサヨナラタイムリー安打を放った。代走からそのまま守備に就いていた伏兵による殊勲の一撃だった。

NTT東日本は突出したエースこそいないが、早めの継投でしのいでいる。鷺宮製作所から補強された左腕・野口亮太は164センチと小柄だが、苦しい場面も切れのいい速球で「攻め」の投球を披露。今大会は3試合に登板し、無失点の投球を続けている。

リリーフエースとして期待されていた西村天裕こそ不調だが、30才の本格派右腕・末永彰悟が代役として獅子奮迅のロングリリーフを見せている。大竹飛鳥、渡邊啓太といった決勝戦の先発候補も含め、投手陣はとにかく層が厚い。

打線は好調の福田周平が準決勝こそ無安打に終わったが、それでも打率.625(16打数10安打)と絶好調だ。

福田は守備でも光るプレーを見せており、もしNTT東日本が優勝した場合は、明治大から入社して3年目の彼が橋戸賞の有力候補になるだろう。