首位をひた走るイーグルスに緊急事態が発生した。バファローズに3連勝を収め、55勝25敗とし、貯金は球団史上初の「30」に。

優勝へ突き進む勢いが増したと思った矢先、23日にペゲーロと岡島豪觔の2人のレギュラー外野手が、負傷でそれぞれ2〜3週間という長期離脱を余儀なくされたのだ。

ベンチからいつも大きな声を張り上げ、チームプレーに徹する岡島は打球を追いかけて右翼フェンスに激突し、左肩を負傷。しばらく動けなかったため、球場が息を飲んだ。

恐怖の2番打者ことペゲーロは、盗塁を試みて左足太ももを痛めた。痛みに顔をゆがめ天を仰いだ後、ガックリと俯き、とぼとぼとベンチに引き下がる様子から、相当なケガなのだと想像できた。

この試合で主力を2人も失ったイーグルスは、劣勢の0-2のまま8回へ。そこへ島内宏明の2ランが飛び出して同点に追いつくと、9回にアマダーのソロでサヨナラ勝ちを収めた。

アマダーは前日、球団史上初となる3打席連続ホームランと爆発したばかりだった。

ペゲーロがリーグ4位の21本塁打、同2位の63打点、同7位の打率.307とチームを牽引していただけに、アマダーの「目覚め」にさらなる期待がかかっている。

◆恥ずかしがり屋がお立ち台で「バーン」デビュー

プロ野球史上で最も大きい135キロという堂々たる体軀だが、アマダーは人前で話すことが大の苦手だ。

そんな性格を、兄貴分(同じ年だけれど)のウィーラーはじめ、チームメイトがちょっかいを出したりしてフォローしている。つくづくいいチームだと思う。

このバファローズ戦では、2日連続で「ヒーロー」に選ばれた。お立ち台でどうなることかと思われたが、22日はベテラン今江年晶の名アシストで、勝利の儀式を嫌々ながら承諾。