恒例、「夏のトレード」で動いたヤンキースが勢いを盛り返している。

今月24日に11カードぶりの勝ち越しを決めると、続くレッズ戦は2戦2勝。昨日から始まったレイズとの4連戦では、初戦から延長11回にもつれ込む熱戦の末、サヨナラ勝ち。

これでチームは連勝を4に伸ばした。明日は田中将大が先発する。連勝の勢いに乗ることができるか。

この連勝で現在地区2位のヤンキースは、首位のレッドソックスまでのゲーム差を0.5に縮めた。3位レイズとの地区ライバル対決は、負ければ順位に大きく響く。明日も互いに「負けられない」。

田中は前回のマリナーズ戦で、6回7安打4失点。なんとか試合はつくったものの、3回に2本のホームランを浴びるなど、突如崩れての4失点だった。これで田中はメジャーワーストタイの26被弾。

26日に同じくワーストだったリッキー・ノラスコが、さらに1本浴びたため、ワーストの暫定称号は譲ったが、“一発病”の懸念はぬぐえない(ただし、23被弾以上の投手は現在12人。ワースト争いは接戦…)。

レイズとのこの4連戦は、打者有利の本拠地ヤンキースタジアムで開催される。

ヤンキースはここまで、チーム本塁打数が147本とリーグ4位の破壊力を誇るが、レイズはそれより1本多い148本でリーグ3位。明日も豪快なアーチが飛び出すかもしれない。

◆ヤンキースの天敵ロンゴリア。新加入のデューダも出場予定

レイズでチームトップの本塁打数を挙げているのは、主砲ローガン・モリソンの26本。だが、より警戒すべきは、チームの顔でもあるエバン・ロンゴリアだろう。

球団資料によると、ロンゴリアがヤンキース戦で放った本塁打数は35本(かつ104打点)で、現役選手ではトップという、屈指のヤンキースキラーで、田中もロンゴリアからはホームで今季の2被弾を含め、3発を浴びている。

ロンゴリアは前夜もソロアーチを放ち、これで2試合連続ホームラン中。7月は打率も.349と絶好調だ。

また、トレードでメッツから新加入したルーカース・デューダも、田中との通算成績はホームラン1本を含む、6打数2安打、打率.333と難敵のスラッガー。

新天地でアピールの一打を振るいたいと気力十分。こちらも緊張の対決となりそうだ。