ついに「スーパーラグビー2017」は、4強によるプレーオフ準決勝に突入。

7月29日(土)は、14 勝1敗で総合2位のクルセイダーズ(ニュージーランド=NZ)が、本拠地のAMIスタジアムに、12勝1分2敗で総合6位のチーフス(NZ)を迎えた。

手の内を知るNZ勢同士の対決は、直近5試合では4勝1敗でチーフスに軍配。しかし今季はフィジーで行われた第13節で、好調クルセイダーズが31−24で勝利している。

優勝7回を誇るクルセイダーズだが、載冠からは2008年以来遠ざかっている。

しかし今季は地元カンタベリー州出身のスコット・ロバートソン ヘッドコーチ(HC)が新風を吹き込み、「NZ南島ダービー」となったハイランダーズとの準々決勝でも17−0と完勝。

NZ代表でもトリオを形成するPRジョー・ムーディー、HOコーディー・テイラー、PRオーウェン・フランクスのFW第1列。キャプテンのLOサム・ホワイトロック、NO8キアラン・リードらNZ代表を並べ、セミファイナルに臨んだ。

対する日本代表FLリーチ マイケル所属のチーフスは、優勝すれば2013年以来3度目。先週のプレーオフ準々決勝は、レギュラーラウンドで敗れたストーマーズ(南アフリカ)を敵地ケープタウンで撃破した。

迎えた準決勝は、本拠地での連戦となるクルセイダーズに対し、チーフスは南アフリカ遠征から帰国の上、さらにNZ南島へ移動してのアウェー戦となる。状況は不利だが、今季限りでチームを離れるデイヴ・レニーHCのためにも、優勝を成し遂げたいところだ。

今季限りでチームを去るのは指揮官だけでなく、先発メンバーでは、SHタウェラ・カーバーロ(→仏ラ・ロシェル)、SOアーロン・クルーデン(→仏モンペリエ)、WTBジェームズ・ロウ(→愛レンスター)。

そしてNO8で先発したチーフス3年目のリーチ マイケルも、来季はサンウルブズ(日本)への参加が濃厚。また、この日メンバー外だったHOヒカ・エリオット(→仏オヨナ)も、負ければクルセイダーズ戦がラストゲーム。

長年チームを支えたメンバーで有終の美を飾りたい状況で、最低気温が零度に迫るAMIスタジアムにキックオフの笛が鳴った。