イーグルスにまたしてもケガ人が続出した――。後半戦が始まって間もなく、ベテランで守備の要・藤田一也が、抱えていた腰痛が悪化して離脱。

続けて、23日にペゲーロと岡島豪觔の外野手2人が試合中に負傷し、復帰まで3週間ほどと判明したばかり。

それだけでも手痛いのに、わずか4日後の27日にクローザーの松井裕樹に左肩の炎症が判明。

さらに同日のホークス戦で今江年晶が松田宣浩と交錯して左前腕部を骨折した。松井は全治4週間、今江は今季絶望的と伝えられている…。

6連戦が7週も続くという後半戦の過酷スケジュールはまだ序盤。梨田監督は「厄払いでもしないといけない」とうなだれ、ケガ人の続出に周囲の他球団ファンからも、「やばいんじゃないの」との声も聞かれる。

そんな折りに3連敗した。野球は「流れ」が大きく影響を及ぼすスポーツ。

30日は負ければ、今季初の4連敗と同一カードでの3連敗(つまり3タテを喰らう)という嫌な流れが待っていたが、この日は9回2死から逆転勝ち。土壇場で嫌な流れを断ち切った。

次からの6連戦は、9連勝中のライオンズと敵地で、そしてホームに戻って最下位のマリーンズとそれぞれ3連戦を戦う。再びいい「流れ」を得られるか。

◆空いた穴は埋まっていく。茂木の復帰、クルーズ獲得、青山の好投と福田の昇格

チーム状況を整理すると、7月後半だけでレギュラーから外野手2人、二塁手、一塁手、そしてクローザーを欠いた。

この非常事態にイーグルスは、ルイス・クルーズ二塁手を金銭トレードでジャイアンツより急きょ獲得。

昨季まで3年連続2桁本塁打を記録した助っ人は、すぐにスタメン入りを果たした。メキシコ出身のクルーズはアマダーの隣に座っては白い歯をこぼし、もともと仲が良かったとウィーラーも喜ぶ。