2010年度にトップリーグに昇格し、昨シーズンは過去最高の5位と徐々に実力をつけてきたNTTコミュニケーションズシャイニングアークス。

2017年度は初のトップ4入り、そして調子が上がっていけば、初優勝にチャレンジするシーズンとなろう。

欧州でも名を馳せたニュージーランドの名将ロブ・ペニーHC(ヘッドコーチ)が就任。

2014年度、2015年度は8位と中位にとどまったが、昨シーズンはトップ4に敗れるものの、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、ヤマハ発動機ジュビロに善戦し5位。飛躍のシーズンとなった。

ペニーHCが「チームから日本代表選手を増やすことが日本ラグビーに貢献できる」と攻撃的なラグビーを標榜し、若手を積極的に起用してきたことが実を結びつつある。

就任4年目を迎えるペニーHCは昨シーズンに関して「リーダーシップを発揮する選手がたくさん出てきたことが、チームが成長した証。(順位に関しては)伸びしろがある」と手応えをつかんだ。

そのため、今シーズンのスローガンも昨シーズンと変わらず、「Arcs ATTACK」である。ボールを広く展開する攻撃的なラグビーをより進化させていく。

攻撃ラグビーの土台となるスクラムは、OBである斉藤展士が新たに専門コーチに就任して強化し、さらにレスリングコーチを招聘し、ブレイクダウンやタックルの精度アップに余念がない。

個々のメンバーも充実している。特にFW(フォワード)のバックローを見ると、昨シーズンから引き続いてキャプテンを務める日本代表&サンウルブズのFL(フランカー)金正奎を筆頭に、トップリーグの中でも有数のメンバーがずらりと並ぶ。

NO8(ナンバーエイト)には、2017年はレベルズで全試合に出場してチームのMVPに輝いた、日本代表のアマナキ・レレィ・マフィ。

また、サンウルブズでゲームキャプテンも務めたLO(ロック)でもプレー可能なヴィリー・ブリッツ、サンウルブズで躍動したFLラーボニ・ウォーレン・ボスアヤコと豪華な布陣だ。

大学までLOだった牧野内翔馬(法政大学出身)はFL(6番)での起用になりそうだ。