2017年8月18日(金曜)、15シーズン目のジャパンラグビートップリーグが開幕する。2003年の発足以来、日本ラグビーの牽引してきた最高峰リーグは世界各国のスター選手が次々に加入し、年々レベルアップを続けている。今季はどんな戦いが繰り広げられるのか。楽しみは尽きない。

トップリーグ設立の大きな目的は日本代表の強化である。世界最高峰のプロリーグ「スーパーラグビー」にサンウルブズが参戦しているのも日本代表強化が目的。そのサンウルブズに協力するため、今季は短縮バージョンになった。2018年2月下旬に開幕するスーパーラグビー2018への準備期間を1カ月以上確保するため、1月13日、14日が最終節となる。大会方式は、参加16チームを8チームずつのカンファレンスに分け、各カンファレンスの総当たり戦と、別カンファレンスとの6試合で順位を決め、総合順位決定トーナメントに進むシステムだ。

各カンファレンス1、2位トーナメントは、これまでトップリーグ終了後に行われていた日本選手権を兼ねる。日本選手権の優勝チームが、2017年度のトップリーグ王者となるわけだ。以下、3,4位、5,6位、7,8位とそれぞれ4チームずつの順位決定トーナメントがあり、すべての順位を決める。13、14、15位は下部リーグとの入替戦。16位は自動降格だ。つまり、カンファレンスの最終順位が3位以下になった時点で優勝はなくなる。開幕ダッシュがより重要になるし、カンファレンス内の戦いは最初から最後まで緊張感あるものになりそうだ。

トップリーグ17/18 プレスカンファレンス

優勝争いは、連覇を狙うサントリーサンゴリアス、悲願の初優勝を狙うヤマハ発動機ジュビロ、王座奪還を期すパナソニック ワイルドナイツが軸だ。サントリーは、SH流大キャプテンはじめ、LOジョー・ウィラー、FLジョージ・スミス、SO小野晃征という中心選手が健在の上、元オーストラリア代表で103キャップのCTBマット・ギタウが加入し、ゲームをコントロールできる選手が増えた。アグレッシブ・アタッキングラグビーに磨きがかかるだろう。ヤマハ発動機は2シーズンぶりに五郎丸歩が復帰したのが最大のトピックだが、PR山本幸輝、HO日野剛志、LOヘル・ウヴェら多くの選手が日本代表、サンウルブズで経験を積み、選手層は格段に厚くなった。フィジカル面の強化も進み、今季こその頂点を伺う。パナソニックは、日本屈指のボールハンターであるFL布巻峻介がキャプテンに就任し、「今季はいいスタートを切りたい」と、開幕戦のクボタスピアーズ戦(8月19日、秩父宮ラグビー場)にターゲットを絞る。SH小山大輝、SO松田力也のルーキーにも期待が高まる。