今季イングランド・プレミアリーグ開幕・アーセナル戦の3-4の苦杯に始まり、ブライトンに2-0、マンチェスター・ユナイテッドに1-4、チェルシーに1-2と開幕4戦を1勝3敗と苦しい出足を余儀なくされたレスター。

ただ、カードを見ても分かる通り、序盤からビッグ6との対戦が続いたことから、苦境もある程度はやむを得ない部分があった。彼らにとって本当の勝負はここから。今後に弾みをつける意味でも、9月16日の第5節・ハダーズフィールド・タウン戦は勝ち点3のほしい一戦だった。

前節・チェルシー戦は代表戦の疲労を考慮して、岡崎慎司をベンチから外したクレイグ・シェークスピア監督。今回はスタメン復帰させると思いきや、ジェイミー・ヴァルディと前線でコンビを組んだのは新戦力のケレチ・イヘアナチョだった。チェルシー戦はイスラム・スリマニ、今回はイヘアナチョと指揮官はFWの組み合わせを頻繁に変え、バリエーションを増やそうとしている様子だ。

その思惑通りに運べばよかったが、イヘアナチョは守備面での貢献度が低く、ヴァルディとの距離感も遠かったため、なかなか攻撃チャンスに絡めない。昨季まで在籍したマンチェスター・シティ時代には2シーズンで合計12得点をたたき出している彼だが、その迫力は影を潜めた。

前半はチャンスらしいチャンスがない0-0で折り返した後半、レスターは後半立ち上がり早々に失点してしまう。相手エースFWローレン・デポワトレの豪快な一撃に守護神、カスパー・シュマイケルも反応しきれず、1点を献上してしまったのだ。

しかし、レスターもタテへの意識の鋭さだけは持ち合わせていて、失点からわずか4分後にアンディー・キングがペナルティエリア内で倒されPKをゲット。これをエース・ヴァルディが力強く決めきり、何とか1-1に追いつくことに成功した。