3シーズン前は最後まで共に残留争いを繰り広げ、ぎりぎりで生き残った仲間だった。2014-15シーズンを14位で終えたレスターと、15位でフィニッシュしたニューカッスルの勝ち点差はわずか2ポイント。しかしトップハーフで年を越しながら3月から4月にかけて8連敗を喫したマグパイズと、最後の9試合で7勝を収めたフォクシーズの力の差は、数字に表れないところで広がっていた。

2015-16シーズンのセント・ジェイムズ・パークでの一戦は、レスターにとって分岐点となった。シーズン序盤から好調だったレスターは、すっかり“時の人”となっていたヴァーディーが前半アディショナルタイムに先制点を挙げ、プレミアリーグ10試合連続得点を達成。ルート・ファンニステルローイの連続得点記録に並ぶと、後半にはウジョアと岡崎が追加点。

3-0の完勝を収めたレスターはその日初めて首位に立つと、その後も勢いは衰えずに2位より下に落ちることは一度もないまま“奇跡の優勝”を成し遂げた。