名門校に追い上げられて苦しくなった試合を、ルーキーが救った。ウインターカップ2017全国高校バスケットボール選手権大会が23日に東京体育館で開幕し、女子の就実(岡山)は83−75で県立小林(宮崎)を破って 年ぶりの初戦突破を果たした。

第1ピリオドは21−13とリードを奪ったが、相手は名門校。第2ピリオドになると小柄な相手が仕掛けて来るディフェンスに苦しみ、33−33と追いつかれた。主将の田村幸子は「チームが良いムードになったときに、相手も負けないぞという気持ちを出して来た。そこで、ちょっと飲み込まれそうになったけど、声を掛け合って試合を持っていけたと思う。ターンオーバーから3ポイントを何本も入れられて、嫌な雰囲気だと思った」とじわりじわりと押し寄せるプレッシャーとの戦いを振り返った。

しかし、試合の後半に入ると1年生の岡村季保が鋭いドライブを連発して一気に点差を広げ、試合を勝ち切った。主将の田村は「岡村が、自分たちが行けないようなところも切り込んで、道を切り開いてくれたところが得点につながった」とルーキーながら試合の流れを変えたポイントガードの名を挙げた。相手の県立小林を率いる前村かおりコーチも「スカウティングはしたのですが、あの子はビックリしました。あんな子もいるんだって」と岡村の活躍には驚いていた。