2017年8月2日、気象庁は、東北・北陸地方と新潟県の梅雨明けを宣言した。昨年と比較して東北では4日、北陸では14日遅い梅雨明けとなったが、この報を受けたツイッターユーザーは、梅雨明け以外のポイントに注目した。

「新潟県」だけなぜ独立しているのか。

NGT48「永遠のテーマなのかもしれません」

【速報 JUST IN 】北陸・新潟県・東北が梅雨明け #nhk_news https://t.co/rSF2y5FNyk
- NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月2日

発端となったのが、NHKニュースのツイッターアカウントが投稿したこの記事だ。

これを受けて、AKBグループのNGT48のアカウントも思わず「新潟って何地方なの?」とツイートしている。

このニュースを見た知り合いから、「新潟って何地方なの?」と質問が。
NGT48立ち上げ当初、私もぶつかったこの謎、宇宙の真理と同じく永遠のテーマなのかもしれません。#新潟#NGT48
北陸・新潟県・東北が梅雨明け https://t.co/jEcM3Qz7yU
- official_NGT48 (@official_NGT48) 2017年8月3日

新潟県は何地方なのか、という問題を紐解くために、まず気象庁の見解を調べてみると、新潟県は富山県、石川県、福井県とともに「北陸地方」としてカテゴライズされていた。

しかし、そこから離れてみると、1957年に制定され、その後廃止された東北開発促進法の中では東北地方の定義として「青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県及び新潟県の区域」と記されている。この辺りは、関東地方と首都圏の違いを生んだ経緯(参考記事: 「関東地方」と「首都圏」の違い、説明できますか)と同じ流れと言えるだろう。

他にも、経済的な結びつきの強さから「関東甲信越」だったり、スポーツでは人口の調整のために「北信越」だったり、電気は「東北」電力、ガスは「北陸」ガスと、どの地方に属しているかは一定しない。

また、今回の議論の発端となった報道以前にも、北陸地方と新潟を分ける表現は多用されており、新潟県の「上越タウンジャーナル」のような地元メディアでも「新潟県を含む北陸地方」という言い回しを使っている。新潟県について話す人の立場によって、新潟県の所属先は左右されるようだ。