ガチャを回してメニューが決まるユニークな「ガチャめし」が兵庫県内のSAで始まり、週末は家族連れらが次々にチャレンジする大盛況となった。

「なにがでるかな? ガチャめし」と書かれた券売機で、500円玉を入れ、ハンドル部分を回すと、食券が入ったカプセルが出てくる。

「昼飯は何でもいい客のニーズに応えた」

プレスリリースから(実際の券売機は表示がやや違っている)

兵庫県篠山市内の舞鶴若狭自動車道・西紀サービスエリア(SA)下り線にあるフードコートで2017年8月5日、このガチャめしのサービスが始まった。営業時間は10〜21時だが、売れ切れ次第終了となり、31日までの期間限定だ。

食券のメニューは20種類あり、600〜2100円相当の料理が食べられる。うどんやカレーから豪華な但馬牛づくしセットまでと多彩だ。当初は、4ランクに分け、受け取るまで料理の種類が分からない仕組みだったが、アレルギーを持つ人のことを考慮して、7日から食券にメニュー名を書くように変更した。

西紀SAを運営する光明の担当者にJタウンネットが聞いたところ、夏の混み合う時期の対策を話し合う社内会議で、昼飯は何でもいいといった客のニーズに合うアイデアとしてガチャの利用が決まったという。

担当者によると、初日の土曜日は、スタッフの配置が整わず、ガチャは76回回されただけだったが、6日の日曜日は、改善した結果、230回の利用があった。そして、7日の月曜日は、台風5号の影響で雨風が強くなったが、夕方までに予想の2倍以上の200回ほども回されたそうだ。ガチャめしをやる人は、フードコートの2割ぐらいだとしている。

予想以上の盛況は、テレビなどで紹介された影響だといい、11日からのお盆時期には、1日500回ぐらいの利用があるとみて準備を進める考えだ。

大当たりで鐘を鳴らすと、お客から拍手が

ツイッター上などでは、ガチャめしのサービスについて、様々な意見が出ている。概ね好評のようで、「いつも何食おうか迷うからこれいいな」「500円ならやっちゃうなぁ」「損もしないしゲームみたいで楽しくていいね」などと書き込まれている

実際にガチャめしをやってみたという報告も上がっていた。

西紀SAで噂のガチャ飯ってきたヽ(=´▽`=)ノ pic.twitter.com/iNGuVvHkVr
- めきめき@怜-Toki- (@mekimekix) 2017年8月6日

キタ━(゚∀゚)━! 但馬牛丼 1,200円 #ガチャめし pic.twitter.com/ivIh7IIAmC
- ケン@KSRヂャンキーズ (@kawasakiksr1) 2017年8月5日

ガチャめしチャレンジ\( ´ω` )/!
結果はうどんセットでした。・・。)ノ?。.
呼ばれるまでなにが出るかはお楽しみでした
美味しかったし楽しめたのでおすすめでっす(・ω・)ノ#ガチャめし pic.twitter.com/O88PLh9Tv9
- さやふぃす (@oxouxu) 2017年8月5日

「但馬牛づくしセットが当たったときは、鐘を鳴らして『ヒットが出ました』と知らせました。すると、フードコートから自然に拍手が沸き起こっていましたね。料理を出すときも鐘を鳴らすと、お客さまも喜んで、いい賑わいができたと思っています」

500円では赤字になりかねないだけに懸念の声も出たというが、光明の担当者は、こう言う。

「それだけで売り上げや利益を考えてはおらず、思い出が1つでもできたらと始めました。サービスエリアに寄っていただいて、ほかにドリンクでも買ってもらえれば相乗効果も期待できるのではないでしょうか」

今後については、フードコートで第2弾をやる、売店でガチャみやげを行う、などを検討している。

ガチャは、その射幸性から景品表示法上の問題なども出てくる恐れがあるが、値段以上のものなら大丈夫だと判断したという。食券が転売される恐れもあるが、不正なことに使われないように、券面には「当日限り有効」と記載したとしている。