北海道に住む祖母が、テディベアのことを「犬」と呼んでいる――

そんな投稿がツイッターで話題となっている。

かわいいテディベアだ(画像はくう@yuduki_emiさんより提供)

話題になったのは、ツイッターユーザーのくう(@yuduki_emi)さんの2020年7月4日のつぶやきだ。

「祖父が亡くなって寂しがってる祖母のために叔母がテディベアをあげたら物凄く喜んで可愛がっている」

このように、心温まるエピソードを伝えているのだが...。ツイートには次のような一文が。

「祖母はこのテディベアを『犬』と呼んでいる」

テディベアといえばいわずもがな熊だが、なぜ犬...?その理由は最後の一文で判明する。

「何故かと言うと、『こんなに可愛い熊がいるわけないから』(北海道民)」

だそう。「(北海道民)」の説得力がすごい...。

この投稿にツイッターでは

「最後の一語に震えた」
「北海道の人に言われると...仰る通りです」
「さすが北海道民...」
「わかる、熊は身近な畏怖の対象」

といったコメントが寄せられた。

「熊が出そうと言う恐怖感を抱く事はままある」

Jタウンネットは6日、投稿者のくうさんに話を聞いた。

くうさんによれば、祖父が亡くなったのは3か月前。祖母と「犬」の出会いは、その半月後のことだったという。

「コロナ禍で皆なかなか祖母に会いに行けなかったので、せめてもの慰めにと東京にいる叔母が贈ったものです」(くうさん)

やはり北海道の人にとって、熊は恐ろしいものなのだろうか。

くうさんに聞いてみると

「逆に本州以南の人が野生の熊に対してどの程度の恐怖感を持っているものなのかなかなか計り知れない所があるのですが、実際目で見た事はなくても恐ろしいものだと言う認識は共通していると思います」

とのこと。

そして祖母も直接遭遇したことは恐らくない、としながら、

「田舎の山道を歩くと漠然と(熊が出そう)と言う恐怖感を抱く事はままあると思います。昔は剥製などもよく公共施設にありましたので」

とした。

生まれも育ちも北海道で、「子供時代は今より超弩級の田舎の山の中で育ちました」というくうさん。自身は実際の熊とキャラクターの熊は「別物」と感じているそうだが、

「祖母の世代は恐らくそう言った『可愛らしいクマのキャラクター』が身近ではなかったと思われるので、今急にこの可愛いぬいぐるみが熊だよと言われてもピンと来ないのではないでしょうか」

と話す。

今回、祖母とテディベアがツイッターで話題となったことについては

「ただテディベアを犬だ犬だと言う祖母が面白くてツイートしただけでしたが、祖母に暖かいお言葉をたくさん頂けて嬉しかったです」

とした。