「米子会社」

さて、今皆さんはこの言葉を何と読んだだろう。

ニュースの見出しなどでもよく出てくる言葉だ。きっと、多くの人は「米国(アメリカ)にある子会社」という意味で認識しただろう。

えっ、違う? ......もしかしてあなた、鳥取県民では?

米子会社と聞けば、アメリカの子会社の意味だけど......(画像はトリピー@tottoriprefさんのツイートより)

2022年8月15日、鳥取県のマスコットキャラクターである「トリピー」のツイッターアカウント(@tottoripref)がハッシュタグ「#一般人と俺達で決定的に意味が違う」をつけて2枚の画像を投稿した。

その内1枚が、先ほどご覧いただいたアメリカの上に子会社のイラストを乗せたもの。これが「一般人」にとっての「米子会社」だ。

しかし、「俺たち」......つまり、鳥取県民にとっては違う。トリピーさんが「ボクたち」にとっての「米子会社」としたもう1枚の画像では、鳥取県西部の一部が緑に塗られ、そこに会社が建っている。

「これを間違えた回数はニ、三回どころではない」

トリピーが2枚目につけた画像(画像はトリピー@tottoriprefさんのツイートより)

緑に塗られているのは、鳥取県西部を代表する都市・米子市だ。

もうお気づきの方もいるだろう。そう、トリピーさんは、「米子会社」という文字列を見た鳥取県民は「米子の会社」のことだと思ってしまうと言っているのだ。

ダジャレじゃあるまいし、さすがにトリピーさんも冗談が過ぎる......なんて思っていたが、トリピーさんの投稿には、鳥取県民と思しきユーザーから賛同の声が複数寄せられている。

「新聞の一面記事に【米子会社買収】とかあると『え?! 米子のどの会社が買収されただー?!』ってとりあえず1回はビビる、という米子市民あるある」
「これを間違えた回数はニ、三回どころではない」
「これたまに新聞読んでて半分くらい間違えて読むのなんとかしたいwwwでも鳥取の民には米子にしか読めんのよ」

......いやいや、いくら賛同の意見があっても、鳥取県民の中でも「米子の会社」って呼んでしまう人は少数派じゃないの?

疑ったJタウンネット記者は8月16日、トリピーさん本人を直撃した。

鳥取県全域で「あるある」

早速、トリピーさんに「米子会社」を「米子の会社」だと思う県民は多いのかを聞いてみると、

「多いと思うよ〜」

とのこと。

トリピーさんによると、米子市がある県西部の人だけでなく、鳥取県全域の人が一度は間違える、「あるある」なのだそう。

鳥取県では本当に「あるある」だったのか......(画像はイラストACより)

また、トリピーさんはこんな話もしてくれた。

「鳥取県民なら、どこに住んでいても何歳でも間違えちゃう...かも(>△<;)」

年齢も住んでいる地域も関係ない――鳥取県民とアメリカの子会社について文章でやり取りする時は、「米子会社」と略さない方がスムーズにやり取りが進むだろう。