「夏の土用の丑の日」にはうなぎを食べよう、と言う江戸時代から続くキャッチコピーがあるが、元来は「う」の付く食べ物ならば何でもよかったとされている。

なら、夏のこの時期に本当に食べたい「う」の付く食べ物は別なのではないのだろうか?と考えたJタウン研究所では、「土用の丑の日に食べたい『う』が付く食べ物はどれ?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数682、2017年7月21日〜8月3日)。はたして、その結果は――。

やっぱりうなぎでした

夏の土用の丑の日には、「やっぱりうなぎが食べたい」という意見が66.4%と過半数を占めるという結果が出てしまった。

town20170804155644.jpg

確かにうなぎは美味しいし、平賀源内考案のキャッチコピーにより、特に旬の時期でもないにも関わらず、「夏にはうなぎ」という図式が200年以上にわたって刷り込まれている。平賀源内と言えば発明家として有名だが、彼の最大の発明は、夏にうなぎを食べさせるというこの習慣なのかもしれない......。

だが逆に言うと「土用の丑の日=うなぎ」というイメージがこれだけ定着している中で、その得票率が60%台に留まったのは、むしろ意外な苦戦といえるかもしれない。

近年、うなぎ資源の枯渇も危惧される中、その覇権ははたしてこれからも続くかどうか......?

気を取り直して、うなぎ以外の食材を見ると、「うし」、「うどん」がそれぞれ12%を獲得し、同率2位にランクインした。

うし、牛肉料理と言えば、焼肉、すき焼き、ステーキにローストビーフと、何かと理由を付けてでも食べたいごちそうが並ぶ。票が集まるのも納得だ。

逆にうどんは安さ・味の良さに加え、カスタマイズ性の広さがアピールに繋がったと思われる。冷やしうどんは暑い夏でも爽やかに食べられるし、それに追加するトッピングの選択肢も多く、手軽さと満足度の高さを両立していると言えるだろう。