思わず「なにこれ可愛い!」とにやけてしまうマグカップが、ツイッター上で話題になっている。

円らな瞳とキュートなお口(画像はセラミミック@ceramimic2021さんのツイートより、以下同)

ずんぐりむっくりとしたアライグマの形をしているマグカップ。手に持っている杖の部分と、腰に付けているとっくりが繋がって、取っ手になっている。お腹もまん丸で、なんとも愛らしいビジュアルだ。

このマグカップを作ったのは、栃木県在住の陶芸家・セラミミック(@ceramimic2021)さん。

2022年8月9日、自身のアカウントに作品の写真を投稿したところ、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「飲むのにタスカルってこと?」
「ラス・・・かる?」

アライグマということで、有名な「あらいぐまラスカル」のことを連想する人もいる様子。Jタウンネット記者は10日、話題のマグカップについてセラミミックさんに詳しい話を聞いた。

「信楽焼のたぬきの置物」をモチーフに

セラミミックさんは栃木県益子町にある自宅兼工房で作陶しており、アライグマ型マグカップは7月10日〜8月7日の約1か月かけて制作したものだ。

「以前より『信楽焼のたぬきの置物』をモチーフにしたマグカップを制作していたので、『アライグマバージョンがあったら面白いかも?』と思い制作いたしました」(セラミミックさん)
たしかに信楽焼のたぬきっぽいシルエットだ

制作にあたっては、まず手びねり(電動のろくろを使わず、土を指や手で成形する方法)で大まかな形を作り、彫刻刀や超硬カンナ、サンドペーパーを使って成形してから乾燥させる。その後、素焼き・施釉(焼き物にツヤ出しや汚れなどを防ぐための釉薬をかける作業)の行程を経て、最後に本焼きをして完成だ。

しっぽもあります
「形状はベースの『たぬき形マグカップ』に準じ、顔や手足をアライグマ風にアレンジしました。また、配色は『あらいぐまラスカル』を参考にしました。大きさの割に重量がある作品なので、取っ手の形状を力が入りやすいように工夫するなど、デザインと実用性の両立を意識しました」(セラミミックさん)
「たぬき型マグカップ」は、貫禄がスゴイ

インテリアとしても映えそうな、アライグマ型のマグカップ。温かいお茶などを入れて飲んだら、いつもよりほっこりできそうだ。

(8月17日12時20分追記:記事初出時、本文中の表記に一部誤りがありましたので、修正しました。)