「100均のオーブンねんどで作った作品」

そんなつぶやきとともにX(ツイッター)に投稿されたのは、目を疑うような逸品だった。

100均の粘土で、これが!?(画像提供:市川 智章(@ichinori1973)さん、以下同)

こちらは2024年2月13日、ミニチュア陶芸家の市川智章(@ichinori1973)さんが投稿した写真。

指がミニサイズのポットを摘まんでいる。添えられているのもまた、小さな湯呑と茶托だ。

いずれも黒々としていて、上品な光沢。とても100均の粘土で作られたものとは思えない。これが、プロの犯行か......!

使用した100均の粘土がこちら。ダイソーで購入できる模様。白やブラウン、コート剤もあり。

「弘法筆を選ばず」を体現するかのような作品に、ユーザーからは7万件を超えるいいね(19日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「プロは道具を選ばないのか...?すごいクオリティ」
「110円で110円以上の価値を作り出す作品はコチラ」
「100均に素材はあっても技術が売ってない...技術...素晴らしい...」
「神の手やん」

19日、Jタウンネット記者の取材に応じた市川さんは、日本ミニチュア陶芸協会の代表理事。カルチャースクール「よみうりカルチャー自由が丘」でミニチュア陶芸教室の講師もつとめるなど、ミニチュア陶芸の普及活動を行っている。

話題の作品は23年10月、オーブンねんどを使った講座の開講に向けたテストのために制作したものだという。自作 の小さな電動ろくろを使用し、オーブンで焼く時間を除いて、 1時間ほどで仕上げた。

「土の種類にもよると思いますが、オーブンねんどは私が普段使用している土とそれほど感触が変わりませんでした」(市川さん)

100均のねんど、侮りがたし。本格的な陶芸はハードル高い......という人も、これなら簡単にチャレンジできそう。

市川さんの作品をお手本に、読者の皆さんも試してみては?