J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。11月24日(土)のオンエアでは、女優の田中道子さんをお迎えして、女優になったきっかけや、ドラマ撮影の裏側などを伺いました。

田中さんは、ミス・ワールド日本代表を経て、3年前に女優デビュー。今年は大河ドラマ『西郷どん』や、現在放映中のドラマ『ドロ刑-警視庁捜査三課-』に出演しています。

『ドロ刑』は、新米刑事が大泥棒の知識とアドバイスによって真の刑事に成長していく、新感覚の刑事ドラマ。一般的な刑事ドラマでは捜査一課にフォーカスが当てられますが、このドラマでは泥棒やスリなどを扱う、捜査三課に注目しています。撮影現場はアットホームだそうで……。

田中:泥棒役となるゲストの役者さんが、愛着のあるキャラクターで、皆さん現場を盛り上げてくださいます。主演の中島健人さん、私がよくご一緒する中村倫也さんも、すごく気さくに声をかけてくださいます。中村さんとは“ゲーム好き”で共通の趣味があるので、よくそういう話で盛り上がっています。

ちなみに、田中さんが演じる「霞 沙織」は“どS”なキャラクターで、美脚を武器に捜査三課の皆さんのお手伝いをします。田中さんは、「一方、いつも惜しいところでミスをしてしまったり、おっちょこちょいな面もある、かわいらしい感じ」と、自身が演じる役どころについて説明してくれました。


■脅威の行動力と旺盛な好奇心

田中さんは、はじめはモデルとして活躍。小さな頃はアクション映画が大好きで、アクション女優に憧れていたといいます。

田中:私の出身が浜松の森のほうというか、すごく田舎だったので、そんなことは夢のまた夢で、実現しないだろうと思ってたんです。早々に諦めて、ピアノの道に進もうと思っていたんです。そこに、運よくチャンスをいただいて、スカウトしていただいてこの業界に入りました。小さい頃からの夢が、やっと叶ったというところです。
村治:ハープまでされていたそうですね。大学時代では建築も学んだそうですが、小さな頃から好奇心旺盛だったんですか?
田中:小さい頃から、音楽と美術と体育だけは成績がよかったです。3歳からピアノを習っていて、音大も必然的にめざしていたんですが、ピアノだけだと心もとないというか、もうひとつ得意な武器というか楽器をつくろうということで、中学生からハープを習い始めました。浜松ということもあって、まわりがすごく上手なんです。
村治:多いんですか? 浜松の方は。
田中:ほとんどの方がピアノを嗜んでるんじゃないかと思うほどです。そこで、趣味で楽しく弾いていこうと方向転換しました。当時はゲームが大好きだったのでゲームの制作会社にいこうと思って、大学もデザイン系の学校に行きました。

田中さんは昔から、“とりあえず何でもやってみる”というのがモットーで、最近はバイクの免許を取りに行きました。

田中:昨年、仕事がうまくいかなくて、落ち込むことがあって。どこかに走り出したい衝動があったんでしょうね。その足でバイクの免許を取りに行きました(笑)。仕事が終わって、すぐに教習所に電話して、「今から行ってもいいですか?」って聞いたら「大丈夫ですよ」って言ってくれて。その時はバイクを起こすところからスタートして、今年免許が取れました。遠出してみようかなと思ってます。
村治:行動力がすごいですね。
田中:建築士の免許を取った時もそうだったんですけど、資格を取るというところまで到達しないと、自分のものになった気がしないというのがあります。「もう飽きたな」っていうこともけっこうあるんですけど、もう少しやってみようと思った時は、けっこう踏んばりが効くほうだと思います。

そんな田中さんは、絵も描くといいます。

田中:ゲーム会社に就職しようと思っていた時期があって、その頃から『ファイナルファンタジー』とかが心底大好きで、その作画をやってみたいと思ったんです。なので風景画をよくやっていました。それを活かして、大学もデザイン系で建築コースの学校に行きました。大は小を兼ねるだろうと思って、建築を学べば家の絵だったり、そういうのも得意になるだろうと思って行きました。
村治:田中さんは建築士2級の資格をとったわけですから、家を設計できたりするんですか?
田中:3階建てまでの設計はできます。まだ働いた経験はなくて、他人の家を設計させていただくと荷が重いので、自分の家は設計したいと思っています。
村治:どんなところに?
田中:熱海ぐらいに建てたいです。
村治:どんなリビングがいいですか?
田中:お風呂の時間がすごく好きなので、リビングよりも、まずは熱海の温泉をひいたお風呂を豪華に作りたいですね(笑)。


■オンとオフをハッキリ切り替える

田中さんの話は尽きませんが、ここでカフェオレが大好きな田中さんに、美味しいカフェオレをプレゼントしました。カフェオレをもらった田中さんは大喜び!

田中:私、カフェオレだけで水分をとってるというくらい飲んでます(笑)。小さい頃から甘党で、中学生くらいの頃からカフェオレがずっと好きです。
村治:好きなものを食べると、美しさにつながりますよね。
田中:そうだと思います。我慢できるところは我慢して、ストレスをためないことが、体には一番いいと思ってるので。音楽もそうですけど、自分をリラックスさせる時間を取ってます。私は甘いもので本当に癒されるので、一日の終わりにはカフェオレや甘いものを食べてリセットする時間をとってます。
村治:嫌なことを忘れるっていっても難しいですもんね。
田中:自分の中で消化させて、「次は頑張ろう」とか切り替えるのが大事というのは、女優の仕事を始めてから特に気付きました。大御所の先輩方とよくご一緒させていただいて、オン・オフがハッキリしている方が多いんです。
村治:「ここまで切り替わるんだ」と驚いたことは?
田中:ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』で、西田敏行さんの秘書役として出演させていただいて、西田さんは本当に優しい方なんです。いつもニコニコしているのに、オンになった瞬間、眉毛の位置が一気に変わって、走り出す力強さとか、怒鳴る声とか、一瞬で変わるんです。「これがプロだ」ってその時にすごく思ったのと、西田さんはアドリブを使うので最初は戸惑ったんですけど「ぶつかってきていいよ。カメラがまわった瞬間から先輩、後輩は関係ないよ」って声をかけてくださったんです。そこから監督が「そのアドリブ、いいよ」って言ってくださったり、褒めてくださったりして、肩の荷が下りて、のびのびと演技ができるようになりました。本当にかけがえのない経験でした。
村治:これからもいい出会いがたくさんあるといいですね。


■「世界への興味がすごくある」

村治:女優さんは、普段は自分がなれないものを体験できたりしていいなと思うんですけど、田中さんの話を伺っていると、ご自身ですごくいろいろなことをされているので、逆にそれがすごく活かされるのではないかと思います。
田中:そうだと思います。監督から「普通の経験をしたからこそ、普通の役ができるね」って言っていただけることがあって。26歳で女優デビューしたんですけど、それまでやってたことは無駄じゃなかったと思います。
村治:女優さんのデビューとしては、決して早くはないですよね。でもその間にいろいろな経験をしたってことですね。まだ、ピアニストの役はやったことはないんですよね?
田中:ないんです。やりたいんですよ。
村治:今の時代に『のだめカンタービレ』をもう一度作ったら、絶対にキャスティングされそうですね。
田中:今はアクション映画に出るのが、ひとまずの目標ですね。
村治:前髪をパッと切る感じが似合いますよね。
田中:似合いますかね(笑)。国内外問わず、挑戦してみたいです。海外のオーディションがあったら、受けてみたいですね。
村治:歌はどうですか?
田中:恐れ多いですよ。私「生まれ変わったら、歌手になりたい」って言ってるんです。それぐらい歌手って人を魅了するし、歌で泣いちゃうこともあるので、心を打たれる歌を歌う方を本当に尊敬しています。だから「歌手になりたい」って言えないんですけど、生まれ変わったらなりたいですね。
村治:この先、どんな女優さんになりたいですか?
田中:映画や舞台は幅広くやっていきたいと思っています。ミス・ワールドで世界大会を経験したこともあって、世界への興味がすごくあるんです。国内外問わず、お仕事をしてみたいです。

また、番組では田中さんがセレクトした、久石譲の『おくりびと〜memory〜』をオンエア。「映画音楽が大好きで、毎日聴いてます。挿入されている曲によって、映画のクオリティーもまた変わると思います」と紹介しました。

【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/