J-WAVEで放送中の番組『SEIKO SOUND STORAGE』。この番組は、ミュージシャンやスポーツ選手など、各界で活躍するゲストがマンスリーで自らの音楽遍歴を語ります。6月はミュージカル俳優の井上芳雄さんが登場。

28日(金)のオンエアでは、井上さんのボーカリストとしての一面や尊敬するボーカリストなどを語りました。

【radikoで聴く!井上芳雄、息子と一緒に…(2019年7月5日28時59分まで)】


■歌手の3分はミュージカルの3時間にも匹敵する?

ミュージカルやストレートプレイなど、幅広く舞台で活躍する井上さん。歌手としても活動しています。ミュージカルとソロで歌うコンサートの違いは?

井上:舞台上では役として僕を観てもらっていますが、コンサートの中ではそのままの井上芳雄としてしゃべったり歌ったりできる貴重な場だと思い、やっています。ミュージカルは3時間ぐらいあって、ひとつの物語をたくさんの出演者とスタッフとオーケストラの人とお伝えするジャンルです。コンサートで歌う歌はだいたい3〜4分。うまくいけば3分でミュージカルと同じ物語が伝えられるかもしれない。しかも、僕ひとりとピアニスト、バンドがいてくれれば、ものによってはミュージカルよりいい物語が伝えられるかもしれない。ものすごく経済的ですよね(笑)。どっちもできている自分は贅沢だなと思います。

そんな井上さんが尊敬する歌手は玉置浩二さんです。「日本で一番歌がうまい人」と絶賛。

井上:声がいいとか声量があるというのもありますが、僕が思うのは、自由な自分の気持ちを表して歌うアドリブやフェイクもお上手。ピアニッシモ・小さい声からフォルティッシモ・大きな声まで、全ての音量の強弱を全部魅力的に、無理せずに出せる歌手はなかなかいない。大きな音を迫力があって歌う人は多いですけど、小さいささやくような、かすれたような歌声でも、ものすごくきれいに伝わるんですよね。

番組では、玉置浩二さんの『メロディー』をオンエアしました。


■息子と一緒に音楽を聴いて…

続いて、家族を通じて出会った新しい音楽の話をしました。

井上:僕は中学2年生と生後11カ月のふたりの男の子がいて、中2の長男はそろそろ自分の好きな音楽も見つけだしています。最近教えてもらって、今の中学生がよく聴いている米津玄師さんやあいみょんさんの曲を「自分では理解できない音楽なんだろうな」と思いながら息子と一緒に聴いていたら、そんなにわからない音楽では全然ないし、新しいテイストもありながら、古きよきJ-POPの流れも感じたりするんです。やっぱり真新しいものが出てくるのではなくて「いろいろな人のものを受け継いていって今なんだな」と、聴いて安心するというか、息子から教えてもらうことも多くなりました。これからもっと増えるのかな。うれしかったり悔しかったり。

最後に、クリスチャンでもある井上さんは「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」という好きな言葉を挙げ、自身の生き方のモットーについて語りました。

井上:「早くこれをしたい」「実現したい」「手に入れたい」「いつになったらそうなるんだ」と、ドギマギ、モヤモヤすることがありますが、きっと諦めずに努力していれば、そのときは与えられるものと僕は考えています。焦りすぎない。「頑張ってもどうしようもないときは待とうよ」という、そういう気持ちになります。だけど、何もしなくていいというのではなく、僕は今までもこれからもとにかくいろいろなことがうまくなりたいんです。来年芸歴20周年になりますが、やっている歌もお芝居も踊りもトークも、なんでもうまくなりたいと思うんです。自分の心も成長したいんですけど、「まだまだできる」と思えるうちはやれるなと思います。

井上さんの生き方に対する真摯な姿勢が見られるオンエアとなりました。

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【番組情報】
番組名:『SEIKO SOUND STORAGE』
放送日時:毎週金曜 24時−24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/soundstorage/