スチャダラパーのANIが6月4日(金)、J-WAVEでクリス・ぺプラーと音楽談義を繰り広げた。

ANIが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。

今回はANIが最近のラップシーンの印象や、影響を受けた音楽、そして5月にリリースしたスチャダラパーとnever young beachのコラボ曲『ネバやんとスチャやん』と『スチャやんとネバやん』について語った。

若い世代のラッパーは「みんなラップがうまくてびっくり」

2020年、デビュー30周年を迎えたスチャダラパー。同年に30周年記念アルバム『シン・スチャダラ大作戦』をリリースしたが、新型コロナウイルスの影響で、30周年記念公演は残念ながら中止に。

クリス:本来だったら2020年は節目ですごく忙しい年だったんですよね。
ANI:そうですね。学校を出たあと1年くらいぶらぶらしてた頃に戻った感じですね。
クリス:30周年のときに、スチャダラパーのBoseさんが「ラップがマイブーム」と言っていましたけど、どういう意味なんですかね(笑)。
ANI:普段やっぱりラップをよく聴いている感じがしますね。

日本の「初のプロラッパー」と呼ばれ、日本のラップシーンの第一世代と呼ばれるスチャダラパー。ANIは若い世代のラッパーたちにどんな印象を持っているのだろうか。

ANI:みんなラップがうまくてびっくりするし、ダンスもできる感じがあるじゃないですか。リズム感が僕らの世代とは根本的に違う気がします。生まれたときからヒップホップ的なものがある世代じゃないですか。ラップはけっこう簡単にできるものだから。
クリス:当時バトルとかはあったんですか?
ANI:そんなにはなかったですね。フリースタイルでラップするっていうのは。でも、即興のほうがいいのか、すごくよく考えたほうがいいのかってところですよね。フリースタイルはライブだから楽しい部分もあるじゃないですか。記録されて何度も聴くようなものとは違って、瞬発力の楽しさとかその場にいて盛り上がる感じはあると思います。どっちも大切だと思いますね。

最近は、日本の古いレコードを集めている

ANIは影響を受けたアーティストに、ビースティ・ボーイズやパブリック・エネミー、エリック・B.&ラキムなどをあげた。

ANI:エリック・B.&ラキムはジェームス・ブラウンをサンプリングしてるみたいな曲もあるから、ジェームス・ブラウンの曲を聴いてみたりとか。コラージュというかメガミックスというか、いろんな曲をつなげて1曲にするとかが流行っていて。
クリス:ネタにしていたオリジナルを聴いたわけだ。
ANI:「こういうのから作るんだ」って思って、そういう音楽も平行して聴き始めてって感じです。レコードを探したり。
クリス:そういう話を聞いていると懐かしいですよね。あの時代がよぎりますね。
ANI:その頃ってそういう新しい音楽が出てきて、ハウスとかもそうですけど、今にもつながっていますからね。
クリス:当時はカルチャーに飢えてた感じはありましたよね。
ANI:昔は「こういうのなんでないんだ」って感じがありましたよね。

最近、ANIは日本の古いレコードを集めているそうで、先日はちあきなおみのレコードを買ったという。

クリス:それは聴くために買うの? それともラップのネタにしてるの?
ANI:聴くためですね。ちあきなおみの『マニキュアがかわくまで』って曲がすごくかっこよくて。マニキュアが乾くまで別れを言うのはやめて、みたいな歌です。

音楽を作っているときは年とか関係ない

スチャダラパーとnever young beachがコラボし、5月に「スチャとネバヤン」名義で新曲『ネバやんとスチャやん』と『スチャやんとネバやん』を同時リリースした。

スチャとネバヤン "ネバやんとスチャやん" (Official Music Video)

ANI:『ネバやんとスチャやん』はnever young beachが主導して作った曲で、『スチャやんとネバやん』はスチャダラパーが主導して作った曲です。
クリス:never young beachとの制作はどうでした?
ANI:彼らは僕らがデビューした1990年頃に生まれた子たちなんですけど、楽しかったですね。ミュージシャンが音楽を作っているときは、年とか関係ないなって感じがすごいして。あと、バンドでの録音がけっこう久しぶりだったので楽しかったですね。

スチャダラパーの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

6月11日OAの同番組にもスチャダラパーのANIが登場。radikoで6月18日28時59分まで聴くことができる。

【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20210611230000