かつおといえばたたきで食べるのが定番ですが、少しアレンジを加えるだけで、おいしいカルパッチョになります。料理研究家の高城順子先生に、野菜と一緒に食べるかつおのカルパッチョの作り方を教えていただきました。
かつおの洋風カルパッチョ
見た目も鮮やかで、おもてなし料理にも。
材料(2人分)
ミニトマト:4個
ラディッシュ:1個
ベビーリーフ:適量
ブロッコリースプラウト:1/3パック
かつお(刺身用):160g
塩・こしょう:各少々
<タレ>
レモン汁:1/3個分
オリーブオイル:大さじ1/2〜1
作り方
かつおはキッチンペーパーで水気をふいて約7mm幅に切る。
ミニトマトは縦に4等分する。ラディッシュは薄切りにし、ブロッコリースプラウトは根を切る。
ボウルにタレの材料を合わせておく。
器に1を広げて盛り、塩・こしょうをふって2とベビーリーフを散らし、3をかける。
レモンとオリーブオイルのシンプルなタレが野菜とかつおの味を引き立てます。
かつおの韓国風カルパッチョ
ニンニク、ショウガが食欲をそそります。
材料(2人分)
ニンニク:1片
ショウガ:1片
セリ:10g
かつお(刺身用):160g
わかめ:20g
<タレ>
ネギ(みじん切り):5cm分
すりごま:大さじ2
醤油:大さじ1/2
ごま油:小さじ1
コチュジャン:小さじ1/2
作り方
かつおはキッチンペーパーで水気をふいて約7mm幅に切る。
ニンニク、ショウガはみじん切りにする。
わかめは湯で洗い、約1cm幅に切る。セリは2〜3cmに切る。
ボウルにタレの材料を合わせておく。
器に1を盛り、2、3を添えて4をかける。
コチュジャンとごまのタレがかつおによく合います。
最後に
カルパッチョは、付け合わせの野菜やタレを変えるだけで、さまざまな味が楽しめます。野菜と一緒に食べるカルパッチョを作ってみてください。

高城順子
料理研究家・栄養士女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。
入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る料理や、化学調味料を使わない素材を生かした家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。
[ニンニク]保存方法と料理に使うときのコツ
![[ニンニク]保存方法と料理に使うときのコツ](https://www.kagome.co.jp/library/vegeday/img/vegetables/img_garlic_main.jpg)
料理の風味づけや味のアクセントに使われるニンニク。夏バテ防止に食べることが多いのは、香りのもとである「アリシン」に強い殺菌作用があり、スタミナ補給や疲労回復に役立つためです。
最終更新:2022.03.11
文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
監修:高城順子、カゴメ