仙台市議会6月定例会は19日、一般質問を続けた。青葉区の折立中2年の男子生徒(13)が教諭から体罰を受けた上、いじめを訴えて自殺した問題で、市教委は今春の校長の異動に伴う引き継ぎが不十分だったことを明らかにした。
 大越裕光教育長が「学校内の会議で資料を用いて情報共有されていたが、(自殺した)生徒の名前を出しての引き継ぎは行われなかった」と答弁した。市教委と同校が昨年実施したアンケートで、男子生徒がいじめを訴えており、学校は配慮が必要と認識していた。
 校内の引き継ぎを巡っては、大越教育長が5月1日の臨時教育委員会後の取材に「校長間の引き継ぎはされているとは思う。配慮を要するお子さんについては、引き継ぎの濃度が濃くなると思う」と話していた。