太宰治(1909〜48年)の生誕108年を祝う「太宰治生誕祭」が、誕生日の19日、出身地である青森県五所川原市金木町(旧金木町)の芦野公園で開かれた。
 太宰の親族や地元の小中学生ら約550人が出席。長女の津島園子さん(76)が「来年は没後70年になる。太宰の文学に親しみを持って見守ってほしい」とあいさつした。
 児童らによる読書感想文の朗読もあり、金木小5年の木津(きつ)灯(あかり)さん(10)は小説「走れメロス」について、「メロスが王様を心の病気から救ったように、将来は看護師になって患者を励ましたい」と語った。
 太宰の魅力に触れてもらおうと、青森県などは「太宰ウィーク」を開催中。19日には、作品の一部が書かれたかるたを使った「太宰歌留多(かるた)大会」が同市金木町の生家「斜陽館」であった。30日まで同館などゆかりの施設で朗読会や音楽祭などのイベントが開かれる。