インターネット上で他人のIDやパスワードを盗む目的でフィッシングサイトを開設したなどとして、宮城、福井両県警の合同捜査本部は20日朝、不正アクセス禁止法違反の疑いで、千葉市、定時制高校2年の少年(16)を逮捕した。宮城県警によると、フィッシング行為での摘発は東北初。
 逮捕容疑は昨年7月27日と10月16日、ツイッターのサイトに酷似したIDやパスワードの入力を求める偽サイトを開設し、無料通信アプリLINE(ライン)の仲間に登録させた疑い。
 県警サイバー犯罪対策課と仙台北署などは昨年12月、少年の自宅を家宅捜索。押収したパソコンを解析し、だまし取られた可能性が高い13人分のIDとパスワードのデータを発見した。
 他にもパソコンのデータをロックして復旧のために金銭を要求するウイルス「ランサム(身代金)ウエア」など、複数のコンピューターウイルスが確認されており、県警が裏付け捜査を進めている。
 少年は「国際的ハッカー集団『アノニマス』に憧れていた。ハッカーになりたかった」などと容疑を認めているという。