仙台市は仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を盛り上げようと、街歩きを中心とした歴史体験イベントを11月にかけて次々と開く。地形から政宗の街づくりを読み解く企画など趣向を凝らす。市観光課は「気軽に参加し、政宗のさまざまな魅力を掘り起こしてほしい」と呼び掛けている。
 7月28日にイベント第1弾「仙台タイムトラベルツアー」があった。外国人留学生9人が市の有料貸自転車「DATE BIKE(ダテバイク)」を使い、在仙ドイツ人講師の案内で政宗にゆかりのある青葉区の仙台城跡や瑞鳳殿などを約3時間かけて巡った。
 参加した市内在住のネパール人留学生ラジバンダリ・スバスさん(20)は瑞鳳殿が印象深かったといい、「政宗のことは本で読んでいたが、実際に見学できて良かった」と話した。
 市は街歩き推進事業「仙台ふららん」の登録団体に、政宗生誕450年にちなんだ新規イベントの企画を要請。7〜11月に計14件の開催が決まった。市民や観光客、歴史ファンなど幅広い層の参加を見込む。
 8月6日は「伊達政宗が仙台のまちづくりに生かした河岸段丘の地形模型図を作ろう」と題したワークショップを実施。同13日はNHK番組「ブラタモリ」にも出演した皆川典久東京スリバチ学会長と共に仙台特有の地形を探索し、政宗の街づくりをたどる。
 伊達家の家紋を学ぶ講座や伊達家伝統の弓術体験、仙台藩重臣屋敷跡の散策など多彩なイベントが続く。いずれも参加費が必要で、事前に申し込む。募集要項は仙台ふららんのホームページに掲載している。
 連絡先は仙台ふららん事務局のゆいネット022(726)0341。