岩沼市は市内全域の街路灯全946基について、現在の水銀灯などから省電力の発光ダイオード(LED)に交換する方針を固めた。10年間で6000万円近い経費削減につながり、消費電力の低減によって二酸化炭素(CO2)も現状の7割以上を削減できる計算だ。12月から交換作業を始める予定という。
 市はLED化に当たり、リース会社と10年契約を締結し、取り付けから修繕までを任せる。今後、リース会社を公募し、12月〜来年2月に交換を済ませる計画を立てている。
 市によると、946基の電気料金は年約1750万円で、修繕費を含めると年間経費は2190万円近くに上る。LEDにすれば、電気料金は年約450万円に抑えられ、リース料金(約1150万円)を支払っても年580万円余りが浮く試算だ。
 市はCO2排出量も現在より74.2%、年約650トン減らせると算定。使用中の水銀灯やナトリウム灯に比べて明るく発光するため、防犯効果もあるという。総事業費は10年で1億2450万円を見込む。
 菊地啓夫市長は「コストに環境、防犯と、三つの効果が上がることを期待している」と話す。