東日本大震災で校舎が被災し、新築移転する気仙沼向洋高の建設現場の見学会が7日、気仙沼市長磯牧通の現地であった。地元の小学生や保護者ら約70人が、生まれ変わる校舎を見て回った。
 県と県建設業協会気仙沼支部が、子どもたちに建設業の仕事の楽しさを知ってもらおうと主催した。協会の担当者の説明を聞きながら、参加者は校舎や体育館の工事現場を間近で見学。校舎の一部にも入った。
 工事の進行状況を記録するドローン(小型無人機)の内蔵カメラを動かしたり、クレーン車の運転席に乗ったりする機会もあった。同市大谷小4年の高橋陽太君(10)は「家から近く、新しい校舎なので通いたくなった」と話した。
 同校は津波で被災し、約1.2キロ西に移転。約5ヘクタールの敷地に鉄骨4階で延べ床面積約6100平方メートルの校舎や、鉄骨2階で延べ床面積約3900平方メートルの実習棟が立つ。
 総事業費は約90億円。本年度末に完成し、2018年度に使用開始の予定。