岩手県警は10日、入管難民法違反の疑いで、花巻市東和町土沢8区、中国籍の飲食店従業員于麗(ユリ)被告(35)=電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴=を追送検した。
 送検容疑は今年2月、岩手県紫波町の男性と結婚、同居していると虚偽の申請書を仙台入国管理局盛岡主張所に提出し、不正に在留期間を更新した疑い。被告は偽装結婚の疑いで6月に逮捕、起訴された。
 県警によると、虚偽申請による在留資格の取得や更新に罰則を設けた改正入管難民法の適用は全国で2例目。偽装結婚が絡んだ適用は初めて。
 県警は10日、被告の偽装結婚を知りながら在職証明書に押印して在留期間の更新を助けたとして、入管難民法違反の疑いで、被告が勤める飲食店の経営者で中国籍の女(36)=花巻市=も書類送検した。