仙台藩伊達家に伝わる名刀「名物大倶梨伽羅(おおくりから)広光」(重要美術品)など刀剣計約70振りの特別展示が11日、宮城県大崎市岩出山の中鉢美術館とスコーレハウスで始まった。13日まで。
 大倶梨伽羅は、伊達政宗が1620年、江戸城の石垣修築の褒賞として、徳川家康より拝領した。刀身に竜が彫り込まれているのが特徴。スコーレハウスでは他に「名物波游(およ)ぎ兼光」「名物乱藤四郎」など6振りが展示されている。
 全国から集まった「刀剣女子」と呼ばれる女性ファンら約1500人が両会場を巡り、整理券の順に100人ずつが30分交代で鑑賞した。大倶梨伽羅を含め1万振り以上を所有する日本刀研究家の沢口希能(きよし)さん(61)=大崎市岩出山出身=による特別講演もあった。
 期間中の観覧料は1000円。連絡先は中鉢美術館0229(29)9833。