東京電力福島第1原発事故の避難指示が帰還困難区域を除き今春解除された福島県富岡町で11日、7年ぶりの夏祭りがあった。夏の恒例行事が復活し、帰還した町民や町外で避難生活を続ける人らでにぎわった。
 会場の富岡一小には屋台が並び、ステージで町ゆかりの歌手の音楽ライブや太鼓演奏があった。やぐらの周りでは町民らが盆踊りを楽しんだ。
 いわき市に避難している会社員安倍真李乃さん(24)は「毎年来ていた夏祭りが復活して、とてもうれしい。町に戻る予定はまだないが、イベントの度に足を運びたい」と話した。
 東日本大震災の犠牲者の追悼と復興への願いを込めた花火大会「ライトアップニッポン」もあり、約1500発の大輪が夜空を彩った。